
HD-2D版「ドラゴンクエスト1&2 」のの各メディア発表の情報から分かる新要素速報まとめ
2025年10月30日に発売のドラクエ1&2のリメイク版(HD-2D)の変更点・新要素が一覧まとめ(+α)

はじめに

2024年の「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」と同時に発表された「HD-2D版 ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ」ですが、2025年3月28日に公開されたニンテンドーダイレクト、2025年5月27日のドラクエの日、2025年8月1日に告知トレーラー、2025年9月5日には試遊プレイとぞくぞくと新情報が出てきました。
まず、公式HPより発売日が2025年10月30日に発売することが明らかになりました。(Steam版のみ10月31日)
そして対応ハードは、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」同様のSwitch / PlayStation5 / Xbox / Steamに加えて、最新ハードでのSwitch2でも発売されることがわかりました。
「ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ」が最後にリメイクされたのは、なんと1993年(平成5年)にスーパーファミコン用ソフトとしてです。
それ以降は、ゲームボーイや携帯・スマホアプリ、25周年記念のWii用ソフトとして出ていますが、いずれもSFC版がベースとなるため、規模の大きいリメイクとしては本当に久しぶりの作品となります。
ドラクエ1&2では、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」同様、原作の雰囲気を残しつつ、現代的なグラフィックに進化していることはもちろん、更にドラクエ3の評価を受けて改善されている点も多いことがわかります。
その後各メディアより試遊プレイのレポートやニンテンドーダイレクトなど新情報が続々出てきています。
トレーラーだけでは分からなかった、新機能、新システム、新しいマップやイベントなど、従来のドラクエ1&2にはなかった新要素や変更点を随時まとめていきます。
さらに2025/09/25から2025/09/28まで開催されている『東京ゲームショウ2025』の「スクウェア・エニックス」ブースでは、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』の試遊プレイができますので、そのレポート情報も含みます。
2025/10/23に公開されたファイナルトレーラーの情報もバッチリ含まれています。
【2025/10/24 UPDATE】

基本的な変更点・新要素
1HD-2Dグラフィックの美しさ













「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」同様、基本的にグラフィックが圧倒的にリッチになっています。
特に水や光の表現はかなり美しく、リッチなグラフィックは物語全体を通して満足度に関わるところでしょう。
フィールドも従来のような平坦ではなく、起伏があることがわかりますね。
そして「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」同様フィールドや街、建物の中のマップ自体も広くなっていることでしょう。
マップは斜めの描写も増えており、それに合わせてキャラクターも歩く必要があるため、各ハードのアナログスティックに合わせて360度どの方向にも歩けるようになっていることもうかがえます。


上の画像からは、背景が遠くにいけばいくほどぼやけているのがわかります。
「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」もそうでしたので、遠近影の背景がぼやけて、キャラクターにフォーカスが当たるような効果がありそうですね。
2新しい仲間が登場

サマルトリアの王女も参戦することが名言されました。


はじめに会うときには王女らしい格好をしていますが、いざ旅に出るとなって着替えてくれるようですね。


当初ティザームービーの最後には、見慣れないキャラクターが紛れ込んでいました。
「ドラゴンクエストⅡ」では、ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女の3人旅で冒険を進める作品でしたが、今回はサマルトリア王子の妹であるサマルトリアの王女も参戦することがわかりました。
従来のドラクエ2でも、NPCとして登場していました。



サマルトリアの王女もロトの血を引く者ですので、4人目の仲間となるのに違和感はありませんね。
見た目に幼さはありますが、「ねーあたしも連れてってよぉ!」というセリフから、冒険に参加したい意思もみられ、積極的で無邪気なキャラクターとして活躍してくれそうな予感です。
どの時点で4人目として仲間に加わるのか、スポット参戦なのか、入れ替え性になるのか詳細が不明でしたが、続報で4人目のメインキャラクターとして加わるということがわかりました。

ただし序盤ではあくまでサポートメンバーとして同行するようで、行動の指示やアイテムの受け渡しはできないようです。
公開されている画像には、3人パーティーのシーンも多く存在するため、サマルトリアの王女がメインでパーティーに参戦するのは冒険の中盤の可能性が高いですね。
可能性が高いのは、試遊プレイにおいて大灯台を攻略する際にはサマルトリア王女がいたことから、船を入手するころと見られています。
タイミングはいずれにしても、最終的には戦闘のバリエーションが増えて楽しそうですね。
ちなみに、SFCリメイク版でサマルトリアの王子がベラヌールの宿屋で、呪いによって離脱するイベントが追加されていましたが、そのタイミングでは、サマルトリア王子・王女両者が離脱して、ローレシア王子とムーンブルク王女の2人旅になるのではないかと思われます。

デフォルトネームは「マカロン」と設定されており、素早い動きと多彩な特技、そしてメラ系やヒャド系の呪文を得意とするオールラウンダーのようです。
特に注目すべきは、彼女が習得するMP回復特技「まりょくの風」です。
戦闘中に仲間全体のMPを少しずつ回復する効果があり、消費MPも3と低いため、ダンジョン探索や長期戦において非常に頼りになる存在となるでしょう。

ただし、サマルトリアの王女はバトル中に「遊びだしてしまう」という遊び人気質の一面も持っており、その行動には注意が必要です。
3ドラクエ1のモンスターは1体ではなく複数体出現

従来の「ドラゴンクエストⅠ」では、バトルは基本的に1対1でしたが、今作では敵が複数体出現するようになることがわかりました。
これは、公式サイトにある予約特典のアイテムに、複数モンスターに攻撃できる武器「ブーメラン」や「とげのムチ」があることからもわかります。


きちんと敵が複数相手でも対策できるように武器のバリエーションも増えているようですね。
そして、敵のモンスターが複数体出現するということで、受けるダメージ、与えるダメージ、得られる経験値やゴールドなど影響が大きいはずなので、従来に比べてかなりゲームバランスが調整されていることがうかがえます。
4とくぎ・新しい呪文が追加

先程の戦闘シーンをよく確認すると、コマンドに「とくぎ」があることがわかります。
そして続報にて今作では従来の呪文だけでなく特技も使えるようになっていることが明らかになりました。
特にドラクエⅠにおいては、複数のモンスターと遭遇するということで、複数攻撃を与えるような特技も追加されていそうですね。
4-1ドラゴンクエストⅠ 勇者




ギラ
ヒャド
デイン
ヒャダルコ
マホトーン
ラリホー
ホイミ
インパス
トラマナ
けもの突き
かえん斬り
ドラゴン斬り
しんくう斬り
いなずま斬り
はやぶさ斬り
ミラクルソード
ゾンビ斬り
やいばくだき
うけながし
みかわしきゃく
ちからため
ビーストモード
すなけむり
めいそう
とうぞくのはな
現時点では以上の特技を習得できることがわかっています。
また、後述する新たなアイテム「巻物」を使うことでも呪文や特技が習得できます。

試遊プレイでは上のうち、「ちからため」「すなけむり」「ヒャド」「トラマナ」「ヒャダルコ」「ビーストモード」「めいそう」を巻物で覚えることがわかりました。
不明な特技もいくつかあるので、どんな特技が追加されているのか今後明らかになるのが楽しみですね。
4-2ドラゴンクエストⅡ ローレシアの王子


しっぷう突き
けもの突き
とびひざげり
石つぶて
かぶと割り
必中拳
もろば斬り
ドラゴン斬り
まじん斬り
やいばくだき
せいけんづき
すてみ
ウィングブロウ
ばくれつけん
ちからため
におう立ち
おうえん
しっかり打撃系の特技を習得してくれるようですね。

ドラゴン斬りはドラクエ3 HD-2Dリメイク版でもなかった特技なので、新鮮さがあってよいですね。
コマンド欄を見ると、2ページ目にもわたって特技が追加されているようなので、残りの特技も楽しみですね。
4-3ドラゴンクエストⅡ サマルトリアの王子



サマルトリアの王子の攻撃系呪文の傾向は、「ギラ」系、「ザキ」系、「デイン」系を得意とします。
ギラ
ベギラマ
ベギラゴン
ザキ
デイン
ギガデイン
スカラ
スクルト
マホトーン
ニフラム
ホイミ
ベホイミ
キアリー
ザオ
ルーラ
リレミト
トラマナ
かえん斬り
まわしげり
ミラクルソード
いなずま斬り
しんくう斬り
はやぶさ斬り
アサシンアタック
さみだれけん
ギガスラッシュ
うけながし
みかわしきゃく
くちぶえ
やや見た目に似合わなそうな武闘家系のまわしげりやみかわしきゃくがあるのが面白いですが、ミラクルソードはピッタリな特技だと感じました。
攻撃・防御バランスよく覚えてくれるのではないでしょうか。
4-4ドラゴンクエストⅡ ムーンブルクの王女





ムーンブルクの王女は、呪文を多く覚える魔法使いのイメージが強いですが、特技に関しては、犬に変身させられていただけあって、犬に絡む特技が特徴的です。
ムーンブルクの王女は「イオ」系、「バギ」系を得意とします。
イオ
イオラ
バギ
バギマ
バギクロス
バイキルト
マジックバリア
フバーハ
ルカニ
ルカナン
マヌーサ
メダパニ
ラリホー
マホトラ
ホイミ
ベホイミ
ベホマラー
キアリク
ザメハ
ザオラル
ザオリク
ルーラ
リレミト
トヘロス
とおぼえ
投げキッス
愛のムチ
せいしんとういつ
キラキラポーン
あなほり
いぬのはな
ちなみに、「いぬのはな」は、周囲に残っている宝箱の数がわかる特技ということです。
「キラキラポーン」は一定期間状態異常を防ぐ効果があります。今作ではザキやザラキなどの即死の呪文にも効果があるとのことなので、使用機会が結構ありそうですね。
まだ明らかになっていない呪文・特技もあるので、更にどのような呪文・特技が追加されるのか今後の発表が楽しみですね。

ちなみに、ムーンブルクの王女は、何やら音楽を奏でているシーンがあることから、演奏担当かもしれませんね。「ようせいのふえ」や「マーメイドハープ」など奏でるかもしれませんね。
4-5ドラゴンクエストⅡ サマルトリアの王女




ねむりアタック
まわしげり
しびれアタック
ムーンサルト
アサシンアタック
らせん打ち
ヒュプノスハント
ツッコミ
まりょくの風
ハッスルダンス
メガザルダンス
みかわしきゃく
くすぐりの刑
メラ
メラミ
メラゾーマ
ヒャド
ヒャダルコ
ヒャダイン
マヒャド
マホキテ
ホイミ
リホイミ
インパス

打撃系も回復系の特技を習得してくれるようですね。
おてんばというか天真爛漫さが出ている特技だと感じます。
試遊プレイでは、パーティ内の2番手の攻撃力を持っていました。
過去作では、サマルトリアの王子が魔法剣士的な立場でしたが、サマルトリア王女が剣士寄りの魔法剣士、サマルトリア王子が魔法使い寄りの魔法剣士というように、より細分化された印象を受けます。
盗賊要素が見えるため、とうぞくのはなやレミラーマなども覚えてくれるのでしょうか。
敵1体を行動不能にする「くすぐりの刑」という特技も追加されているようです。

そして、試遊プレイで特に頼もしく感じた特技は、「まりょくの風」です。
これは、仲間全体のMPを少しずつ回復する効果があります。1度に回復する量は少な目ですが、消費MPも3と低いので、ターン数がかさみそうな戦闘では意識的に使っておきたい特技と言えます。
2ページ目にもわたって特技が追加されているようなので、残りの特技も楽しみですね。

またサマルトリア王女は呪文も使えることがわかっています。
「メラ」系や「ヒャド」系を得意としており、強敵相手に「メラミ」、敵グループには「ヒャダルコ」と、魔法使いとしても一人前の活躍を見せてくれました。
5特技や呪文を覚える巻物が追加

使用することで特技や呪文を習得できる「巻物」の存在が明らかになりました。
これはしれっと紹介されていますが、新要素としては非常にインパクトのあるものではないでしょうか。
説明では、ヒャドの巻物が例に書かれており、ドラクエ2には従来なかった「ヒャド」系の呪文が登場することがわかりました。前述の「メラ」も巻物により習得できるものかもしれませんね。

ヒャダルコと思われる呪文を使ったシーンも確認できました。
この巻物は、使用できるキャラクターが異なるということです。

上の画像のとおり「さみだれけん」はサマルトリア王子だけが覚えられる特技のようです。

「アサシンアタック」はサマルトリアの王子と王女2人が習得可能のようです。

ドラクエⅠも同様、勇者が巻物で「とうぞくのはな」を覚えることがわかります。
今あるコマンドの「???」の表記部分が埋まるだけなのか、それを超えて追加されるのかは気になるところです。
もし、超えて追加されるのであればかなりバリエーションが増えそうですね。
6紋章システムが追加

従来のドラクエⅡから「太陽」「星」「月」「水」「命」の5つの紋章を集める要素がありますが、今作では、これらの紋章を所持していると、バトル中にさまざまな効果が発動するようになりました。
しかもその紋章システムはドラクエⅠにもあるということです。

効果は以下のとおりです。
6-1たいようの紋章

太陽の紋章: 打撃はもちろん特技でも「かいしんのいちげき」が出やすくなる。
6-2ほしの紋章

星の紋章: 「ぼうぎょ」を使用した際に自身のMPを回復する。
6-3つきの紋章

月の紋章: 呪文が「暴走」して威力が増す。
6-4みずの紋章

水の紋章: どうぐの効果が強くなる。
6-5いのちの紋章

命の紋章: 特定の条件を満たすと、一部の特技や呪文が「超絶技」に変化し、強力な技を繰り出せるようになる。(例:「ドラゴン斬り」が「竜王斬り」に変化)。


なお東京ゲームショウにおいて、一定の条件とは、HPが半分を下回ってステータスが黄色や赤い表示になる必要があるということが分かりました。
そして好きな特技を選んで□ボタンを長押しすることで超絶技に変更できるということです。
ポイントは自分のターン時点でHPが半分を下回っているということで、とくぎの選択時には下回っていても、仲間が回復してHPが半分を上回った場合には、超絶技は解除されるようです。
サマルトリア王女のムーンサルトは、「ミラクルムーン」という回復を兼ねた攻撃ができるようです。
サマルトリア王子のはやぶさ斬りは、「超はやぶさ斬り」の神業の4連撃ができるようになりました。
ローレシア王子のかぶと割りは、「鉄甲斬」という守備力をかなり下げる技に代わりました。
これらの紋章が「ロトの勇者が残したもの」であることが判明し、その力を解放するために「ロトのつるぎ」が必要になるなど、物語との結びつきも強化されています。
7従来は登場しなかったモンスターが追加

上の画像からわかるとおり、従来のドラクエ2において正面を向いているモンスター「ベリアル」は、ラストダンジョンにて中ボスキャラとして登場しましたが、手前の後ろ姿のモンスターは登場していませんでした。


イベントシーンですが、このように従来登場しなかったモンスターが追加されていることがうかがえます。
ちなみに、後ろ姿のモンスターは、ドラクエ6で登場したベビーゴイルと、ドラクエ9で登場したアーゴンデビルと考えられます。
ムーンブルグを襲うモンスターがガーゴイルだったこともあり、今回登場するモンスターは翼を持った飛べるモンスターが目立ちますね。


また、イベント以外の実際の戦闘シーンからでも従来のドラクエ1&2では登場していなかったモンスターが確認できました。
ドラクエ1では「バブルスライム」の存在も確認されています。
また中ボス戦でしょうか。「マーダーゴイル」との戦闘も見られました。

ドラクエ2では「キラービー」や「デスフラッター」と思われるモンスターが確認できました。
中ボスでしょうか。「エビルホーク」のような姿の「クレセント」というモンスターも確認できています。


また、原作ではボスがグレムリンのみだった大灯台に、新たに「ネコノマンサー」という強敵がボスとして追加されています。

後述する海底の世界では、「ミリエラ」というボスも登場することがわかっています。

そのほか先行プレイではドラクエ1、ドラクエ2どちらでも、従来いなかったモンスターが確認できたそうです。
ドラクエ1&2どちらもモンスターの数が従来よりも飛躍的に増えていると予想されますね。
邪悪なモンスターではなさそうな「黒いモーモン」というキャラクターも確認できました。
何かしら旅の助けになるキャラクターのようです。


8新たなイベントが追加
ⅠドラゴンクエストⅠ

勇者が序盤に立ち寄るであろう「ロトの洞窟」において、従来のドラクエ1にはなかったイベントが追加されていることが明らかになりました。

そして今作の序盤において大々的に登場が示唆されているのがドラクエ3で登場した(子孫なのでしょうか)大盗賊カンダタです。
ガライの町で盗賊の鍵を巡るイベントが発生し、勇者はカンダタとその子分たちと遭遇。
盗賊の鍵を取り戻すために、岩山の洞窟でカンダタの子分を助ける依頼を受けるという、原作にはなかった新たなストーリーが展開されます。
これにより、岩山の洞窟がストーリー上重要な場所となり、探索のモチベーションが高まります。




そしてローラ姫にまつわるエピソードも今作で十分に描かれるようですね。










ローラ姫が隠し持っていた「ひかりの玉」を竜王が奪うというシーンです。
そして竜王の後ろにいる影のキャラクターが、ローラ姫が知る情報を聞き出すために牢に閉じ込めることをすすめます。新しいボスキャラとなりそうですね。

ローラ姫が捕われている場所から、ドラゴンを倒して救出するシーンもすでに描かれています。
救出してからラダトーム城へ帰るまでの間には、戦闘中にローラ姫が見守ってくれる演出まで追加されているようですね。




また先行プレイにおいては、別の「勇者御一行」のようなキャラクターも見られたということです。
オープニングではローラ姫の側近を含めたラダトームの兵士たちが登場し、ロトの洞窟では、故郷を滅ぼされたかけだしの勇者たちと会うことになります。






ラダトームの兵士の一人はドラクエ3に登場した「サイモン」のような格好をしているようで、ストーリーのつながりが期待されます。



また従来のドラクエⅠにはなかったドワーフや妖精が多く登場するようです。







そのドワーフや妖精などピンチのキャラクターを助けるシーンが多く描かれているようです。
その他にも新しいエピソードが加わり、よりストーリーに深みをもたせる演出になっていることでしょう。
ⅡドラゴンクエストⅡ








先程のベリアルらが出現するイベントを含め、今までのドラクエⅡにはなかった場面が追加されていそうです。



ローレシア・サマルトリア・ムーンブルクの各地域の紹介ムービーが追加されていることがわかりました。
そして、回想シーンとして、王子・王女たちが誕生したときに名付けするシーンが追加され、そのタイミングで名前を設定することになりました。






なお、サマルトリア王女は、パーティーに加わるタイミングで名前を付けることになっていました。

こちらは、ローレシア王子とサマルトリア王子がムーンペタに向かう際に通る「ローラの門」ではないかと考えられます。
ティザームービーのアニメーションでは、水面が下がって通り道ができているように見えます。
ムーンブルグが襲撃にあったことで、モンスターの大陸間の移動を閉ざすために、通路を水で封じていたということが考えられますでしょうか。王子たちがムーンブルグへ向かう必要が出てきたことで、水による封印を解いているのかもしれませんね。
また、従来あったイベントもリッチな演出になっていることもわかります。




どちらもガーゴイルたちによるムーンブルク城の襲撃シーンでしょうか。
ムーンブルクの王が王女を守るために、応戦しているような様子もうかがえます。

こちらは風のマントを使って、ドラゴンの角の屋上から飛んで対岸へ渡ろうとするシーンでしょう。

デルコンダルの闘技場も健在のようですね。
こちらは、今のところはっきりと当てはまるシーンが思いつきませんが、炎のほころにある太陽の紋章を手に入れたところではないかとは考えられます。



他にも街の人が呪われているようなシーンもありますし、ローレシアの王子とムーンブルクの王女2人だけが登場するイベントもあるようです。


こちらはラダトーム城下町からゾーマ城(竜王の城)を見上げるシーンです。
ドラクエ3にもあった演出ですが、まったく同じシーンがドラクエ2でもあるようですね。
ロト三部作の繋がりを感じるシナリオが多数追加ということで、その繋がりを担う精霊ルビスの力を借りて闇に立ち向かおうというのがドラクエ1&2のテーマとして込められているようです。





今作では精霊ルビスに関連する妖精、武器・防具などのパワーアップに関わるドワーフなど、人間以外の種族がかなり活躍するとみられます。


仲間同士の会話シーンも見られます。
左の写真は、魔物に滅ぼされたムーンブルクの様子を見たときのムーンブルクの王女がセリフと思われます。
右の写真は、港町ルプガナにおいて船を入手した直後のサマルトリアの王子のセリフと思われます。
プレイヤーが感情移入しやすいように基本的にドラクエシリーズの主人公はセリフを発しません。
前作の「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」では、オルテガのイベントシーンが増えたことにより主人公の心情を読み取る機会も増え、ストーリーに厚みがでました。
今作では、おそらくローレシアの王子が主人公として扱われ、ローレシアの王子がセリフを発しない代わりに、サマルトリアの王子とムーンブルクの王女のセリフが増えることでストーリーに厚みが出るのではないかと予想されます。




先程の精霊ルビスに関するシナリオを含むと思いますが、アレフガルドの知られざる歴史をが記された「世界の想い出」を集めるという要素が増えたようです。


どうやら新たに妖精の宮殿という新たな場所が登場し、読み取ることができない石碑に書かれた歴史明らかにしていくストーリーが追加されるようです。
今作では、FC版以降描かれることのなかったエピソードも追加され、ドラクエ3やその他のナンバリングに繋がるようなストーリーに特に力を入れた作品なのだと考えられますね。
その他にもストーリー要素への新たな肉付けがされており、冒険の途中で見られるエピソードも大幅に増えていることがうかがえますね。












あまりにも新しいイベントが多すぎて有り余るほどのため、気になるショットをギャラリー化します。
















最後の画像においては5つの紋章なのかオーブなのかを掲げたあとに、ラーミアのような形になっているのが気になりますね。
9ドラクエⅡにおいて海底の世界が追加
大きな要素としてドラクエⅡでは海底の世界が登場することがわかりました。











海底の新しい町「アルメハ」や海底を彷徨う「幽霊船」、お宝が眠る「宝物庫」、「人魚の聖域」が登場することが分かっています。


マーメイドハープで海底に行けるようになるためには人魚の許しが必要になるということで、ちょっとした儀式が必要になります。そこで、サマルトリア王子のちょっとしたおちゃらけセリフも聞けるようです。



ドラクエⅡのマップの広さ分海底マップがあるようなので、かなり世界が広がりますね。
しかも更に深海部分もあるようで、海底の中でも層が別れているようなので、果てしないですね。

10新アイテムが追加





購入特典からいくつか新たな装備品・道具が確認できました。
武器として
- ブーメラン
- とげのムチ
- てつのやり(ドラクエ1では初)
防具・アクセサリーとして
- 竜のうろこ(ドラクエ2では初)
- しあわせのくつ
- ぬいぐるみ(いぬぐるみ)
- ぬいぐるみ(ねこぐるみ)
道具として
- まほうのせいすい
- バイキルミン
これら従来のドラクエ1&2にはなかったアイテムが確認できました。
ぬいぐるみは「いぬぐるみ」「ねこぐるみ」とあり、ドラゴンクエスト宣伝担当のXの投稿画像を見ると、ねこぐるみのバリエーションがありそうなことがわかります。

これらは、装備するキャラクターによって変わるということです。
パーティー全員が仮装していたらかわいらしい冒険になりそうですね。

ドラクエ2では「ロトのつるぎ」が入手時には「さびたつるぎ」ということになっているようです。
原作ではロトのつるぎが弱体化してしまって最終装備から外れるというのが残念でしたので、今作ではおそらく終盤で強化できる仕様になっているのではないかと考えられます。
しかしあくまでさびたつるぎとして早めに手に入れることができているのには、紋章を手に入れる際に必要だからのようです。

また、ロンダルキアでの戦闘シーンでパーティーの装備から武器が推測できました。
- ほのおのつるぎ
- ひかりのつるぎ
- けんじゃのつえ
- こおりのやいば
ひかりのつるぎ以外は、ドラクエ2では初登場になります。
また、先行プレイでは「ちいさなメダル」「とうぞくのカギ」「王家の証」「王女の愛」というアイテムの登場も明らかになっているということです。
- ちいさなメダル
- とうぞくのカギ
- 王家の証(ローレシア王家の証)
- 王家の証(サマルトリア王家の証)
- 王女の愛
ローレシア王子とサマルトリア王子とムーンブルク王女の「王家の証」と思われるものが何らかの反応をしているシーンも見られました。







その他試遊プレイ時のステータスよりパーティーの装備が確認できました。
- 武器
- パワーナックル
- ねむりの杖
- せいぎんのレイピア
- 天使のタクト
- ホーリーランス
- 防具
- 盾
- 戦士の盾
- ライトシールド
- ホワイトシールド
- まほうの盾
- 兜
- 戦士のかぶと
- はがねのかぶと
- 風のぼうし
- ぎんのかみかざり
- シルクハット
- 鎧
- 戦士のよろい
- 毛皮のベスト
- やすらぎのローブ
- マジカルスカート
- まほうの法衣
- きぬのローブ
- アクセサリー
- ちからのゆびわ
- 破毒のネックレス
- はやてのリング
- うさぎのしっぽ
- まんげつのリング
- 竜のうろこ
- インテリメガネ
- スライムピアス
- 命のゆびわ
- 盾
その他、キラキラスポットや景品で入手できるアイテム、お店で購入できるアイテムなどを含めて判明しているアイテムを挙げます。
- ドラクエⅠ
- さばきの杖
- てんばつの杖(戦闘中に使うとバギマの効果がある杖)
- ドラゴンキラー
- メタルウィング
- グリンガムのムチ
- みかわしのふく
- ドラゴンメイル
- はやてのベスト
- ふしぎなボレロ
- 風のぼうし
- ドラクエⅡ
- ふっかつの杖
- タイタニアステッキ(虫系に強い妖精の女王が愛したステッキ)
- おうごんのつめ
- やいばのブーメラン
- だいまおうローブ
- せいれいの法衣(精霊の加護を受け呪文攻撃を軽減する魔法の法衣)
- おどりこのふく
- ゴールドトレイ

また英語版のトレーラーより、「賢者の石」が登場することもわかりました。
そしてこの画像の宝箱のビジュアルのバリエーションも気になるところです。
どうもカラー別に鍵が存在するのではないかという情報もあります。
とうぞくの鍵で開けられるのが通常の赤い宝箱。それ以外は別の鍵で開けられるのではないかと思われます。
その他定番の道具も確認できています。

- マヌーハそう
- 上やくそう
- ささやきのみつ(呪文封印を治す)
- めざましリング
- まだらくもいと
- カイトバックラー
- 石のぼうし
- はねぼうし
- 破幻のネックレス
11新たなスポットが追加
ドラクエⅠにおいては悪徳商人が滞在しているという「街道の宿屋」といった新たな施設が確認されています。
またカンダタがいるという岩山の洞窟に向かう途中、大きな毒沼の近くに「名もなき廃墟」という場所があります。


名もなき廃墟ではこんなセリフも。これはドラクエⅢのような街が発展する要素だったり、ドラクエⅡへつながる展開などが考えられるでしょうか。

原作には登場しなかった塔のようなダンジョンも追加されていることがわかります。

おそらくその塔での戦闘シーンですが、背景に雲が見えていることから、かなり高い塔だということが伺えます。スターキメラ3対との戦闘であることから、かなり後半に訪れる場所だと考えられます。
ドラクエ3にも登場したルビスの塔だったりしますでしょうか。

こちらも新しいダンジョンですね。砂漠地帯ということもあり、メルキドとリムルダールの間の土地に新しいダンジョンが追加されたのかもしれません。
試遊プレイの情報によると、メルキドに向かう手前に「迷いの森」というダンジョンが存在するようです。
無限ループのあるダンジョンのようなのでレベルが低いうちに迂闊に入らないほうがよさそうです。
原作ファンも新鮮な気持ちで冒険を楽しめること間違いなしですね。

従来のドラクエⅡでは、アレフガルドで訪れることができるスポットはかなり限定的でしたが、今回はメルキドを訪れているシーンが見られました。
新しいストーリーが待っているのかもしれませんね。


大灯台と思われる塔がある島のシーンですが、海を挟んで奥にほこらのような建物が見えます。
見えるのは位置的にアレフガルドの南にある「精霊の祠」と思われますが、従来のドラクエ2には何も存在しなかったポイントです。ガライの街の建物が見えるシーンもあったため、先程のメルキド同様、アレフガルドの街やほこらはすべて残っているのかもしれませんね。
そして前述したとおり、ドラクエⅡでは海底の世界が登場することがわかりました。

これだけでもかなり世界が広がりますね。
なお、幽霊船の中は、ドラクエ3でおなじみのBGMが流れていました。



ドラクエ2のルーラリストの1〜3ページまでが判明しました。

ラーの鏡があったところはほこらになっているのでしょうか。
その他「世界樹の森」、「舟守のほこら」、「人魚の岩場」、「妖精の城」などが新規追加されてますね。
アレフガルドの他の街はないのだろうか。立ち寄っていないだけなのだろうか。コンプリートした場合にどうなるのか気になるところです。
ドラクエ1とドラクエ2のマップが公開されました。


ドラクエ1については、従来橋があった場所に橋が見当たらないことに気づきます。

他の橋はきちんと描かれているため、他のルートでしか行けなくなっているのか、橋をかけるイベントがあるのか、船や空を飛ぶ移動手段が増えているのか気になるところです。
ドラクエ2においては、従来はなかった新しい島が確認できています。

単なるキラキラスポートの可能性もありますが、気になるところです。

さてここはどこでしょう。

試遊プレイの開始地点「ムーンブルク西のほこら」でオアシスというキーワードが出ていたので、おそらくルプガナに向かう途中の砂漠地帯にあるのだと思いますが、岩山で囲まれているのが気になるところです。
そして過去に堀井雄二氏がインタビューで答えていた内容で気になるコメントがあります。
「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」発売後のあるインタビューで、堀井雄二氏が当時ドラクエ1の開発において、容量の問題から街を1つ丸々カットしたという秘話を明かしました。
したがって、当時構想にあった街の復活がここで実現するかもしれませんね。
12キャラクターの並び替えが追加

ドラクエ2においてですが、サマルトリアの王女がパーティー先頭を歩いているシーンが確認できました。

また英語版ですが、道具やにおいて装備品を購入する際のステータスの増減のウィンドウにおいて、サマルトリア王子が一番後ろになっていることが確認できます。(隙間から見えるキャラクターからも確認可能)
今作では4人パーティーになったこともあり、パーティーの並び替えがシステムとして追加されたのでしょう。
13ステータス大幅増

ロンダルキアの戦闘シーンにおいて、パーティーのHPとMPのステータスが確認できます。

ロンダルキアという終盤の地ともあり、パーティー全体のレベルも高い状態だと思われますが、従来のドラクエ2に比べると大幅にHPとMPの値が高くなっていることがわかります。
ローレシアの王子のHPに関しては、全回復したら400を超えていそうです。
ムーンブルクの王女のMPも全回復したら400近くありそうです。
敵に与えるダメージの値もかなり上がっています。

これは紋章の力で、呪文が暴走しているときのダメージではありますが、敵・味方ともにHPの基準値はかなり上がっていると考えられます。
14ボイスの追加
「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」に引き続き、戦闘時のかけ声や、イベント時の語りなど、要所要所でボイスが入ると想定されます。
そして続報でキャラクター毎の担当声優が発表されました。
| キャラクター | 担当声優 | 代表作など |
|---|---|---|
| ドラクエⅠ 勇者 | 花江夏樹 | 鬼滅の刃 竈門炭治郎など |
| ドラクエII ローレシア王子 | 内田雄馬 | 呪術廻戦 伏黒恵など |
| ドラクエII サマルトリアの王子 | 福山潤 | 暗殺教室 殺せんせーなど |
| ドラクエII ムーンブルクの王女 | 上坂すみれ | 中二病でも恋がしたい 凸守早苗など |
| ドラクエII サマルトリアの王女 | 篠原侑 | ダークギャザリング 寶月夜宵など |
主人公キャラクター以外にも精霊ルビスや夢の妖精、中ボスやラスボスなど音声が加わる演出が盛りだくさんです。

15親切なゲーム設定・改良
1斜め歩きがスムーズ

細かい要素ですが、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」版では、コントローラーのアナログスティックに合わせて、360°どの方向にも移動できるようになりました。
しかしながら、キャラクターの向きは前後左右の4方向だけしかバリエーションがなかったため、斜めに歩いたときの向きに少し違和感がありました。

しかし、今作ではキャラクターの斜めの動き・ビジュアルが確認できたため、この違和感があった部分が改善されているようです。


細かい部分ですが、かなり満足度に直結する改善だと思います。
2ドラクエⅠのたいまつシステム廃止

原作のドラクエ1では、道具の「たいまつ」か明かりを灯す呪文「レミーラ」がないと、主人公の周りの景色が見えずダンジョン探索が困難でした。
しかし今作では、前作の「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」同様ダンジョンに入ると自動的に勇者がたいまつに持っている設定になり、ダンジョン内にもすでに明かりが施されており、周囲の景色も問題なく見えるようになることがわかりました。
これにより「たいまつ」という道具と「レミーラ」の呪文はなくなり、たいまつシステムはなくなってしまうということですね。
3敵のようすが確認できる

戦闘シーンにおいて、コマンドの上に「相手のようす」という項目が追加されました。
R3スティックを押すことで戦闘中に敵の能力変化や状態異常を確認できるようになります。

おそらく、前作「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」において敵・味方ともに現在の状態異常がわかりにくいという声に答えたのかと思われます。
4敵の弱点属性が確認できる

システム設定の「バトル設定」には、敵の弱点属性が丸わかりになるという非常に便利な設定の「有利コマンド」機能が追加されました。
具体的には、バトル中に呪文を選んでいるとき、それが敵の弱点属性だった場合、コマンド内のマークが光り、モンスターの頭上に弱点であることをわかりやすく表示してくれます。
「相手のようす」ボタンからは、今モンスターたちがかかってる状態も確認することができます。

5便利ボタン追加

HD-2D版『DQIII』のアップデートで「便利ボタン」は追加されましたが、今作でも引き継がれます。
方向キーに特技、呪文、道具を4つまで登録でき、マップ探索中にR1ボタン+方向キーで登録した内容を実行できるようです。

16キャラクターの肩書きが変わる

先行プレイによると、メニューの「つよさ」からステータスを確認するとドラクエⅠの勇者のステータス項目の中に「勇者の子孫」という文字があったということです。
これは、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」の職業に位置するものと考えられますが、ドラクエ2には職業システムはないため「肩書き」だと考えられます。
ドラクエⅡでは以下のとおりです。
- ローレシア王子: マイペースプリンス
- サマルトリア王子: うっかり王子
- ムーンブルク王女: 亡国の王女
- サマルトリア王女: やんちゃ姫
ストーリーの進行具合で変わるのでしょうか。てもよさそうですが、少し性格に関わる名前であることから、性格システムに近いステータスなのかもしれませんね。
装備品によって変わるのか、そしてレベルアップ時のステータス上昇に影響があるのかなど、気になる要素ですね。
その他「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」から引き継がれる要素
17フィールド上にお宝スポットやひみつの場所が追加

フィールド上においてキラキラスポットが登場しました。
これは、前作「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」から登場したシステムで、調べるとゴールドやアイテムが落ちています。
ゴールドや、やくそうなどの道具だけでなく、武器・防具や種まで出てくるので、ステータス上昇やゴールド稼ぎにもなりそうです。

また、アイテムの中には自然のちからを宿したアイテムもあり、世界各地に散らばる特別な素材を集めるという要素もあるようです。

また、ひみつの場所も前作「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」から引き継がれてあることがわかりました。
ドラクエⅢのようにはぐれモンスターはいないかもしれませんが、貴重なアイテムが隠れているかもしれませんね。
今回のフィールドマップは、従来から飛躍的にスケールアップしているため、探しがいがありそうですね。
18ダンジョンなどのマップが一部改変




基本的にダンジョンマップは、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」の方針同様、従来のとおりに踏襲する方針だと思われますが、そもそものスケールアップや演出の都合に合わせて、表現しやすいグラフィックや向きになることが考えられます。


19リッチなエフェクトや音響効果

映像美については言わずもがなですが、細かい演出もかなり期待されます。
「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」では、虫の音や鳥のホーと鳴く音が聞こえたり、水辺に近づけば、チョロチョロ水が流れる音が大きくなります。風の音も聞こえたりします。

はじめて訪れる街などには特別なムービーが追加されていましたので、同様の演出は期待できますね。
20ちいさなメダルが追加



先行プレイにおいて、ロトの洞窟で「ちいさなメダル」が確認されました。
これまでのシリーズと同様に収集要素が追加されると予想されます。
となると「とうぞくのはな」や「レミラーマ」も登場するのではないかと考えられますね。
そして、ドラクエ1、ドラクエ2それぞれのメダル王の姿も確認できました。


ドラクエ2のメダル王の装いが、ドラクエ4のデスピサロのようで少し気になります。
ドラクエ1の「メダル王の城」は、ドムドーラの南にあることが試遊プレイから判明しました。
序盤〜中盤でも行くことはできそうな位置ですね。
21ルーラでの行き先が大幅に追加


従来のドラクエ1ではルーラは覚えるものの、行き先はラダトームのみでした。
原作のドラクエ2では、行き先が最後にセーブした場所でした。
ドラクエ2のスマホアプリ版からは行きたい街や城を選ぶことができるようになりました。
今作では、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」同様、ダンジョンなども含め、多くの場所に移動できるようになるようです。
先行プレイからも、ドラクエ2において洞窟やほこらなども行き先として選べるようになっていたとのことです。
この様子だと、ダンジョンからルーラが使える仕様も踏襲するのではないかと考えられますね。
22アクセサリーは2種類装備可能

前作「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」と同様、アクセサリーは2種類装備できるということもわかりました。
前作ではメインアクセサリーの方は性格に影響するということがありましたが、今作ではメインアクセサリーとサブアクセサリーで違いがあるのか気になるところです。
23システム関連
マップに宝箱やひみつの場所表示ON/OFF追加

マップに宝箱の場所を表示するかどうか、またひみつの場所を表示するかどうかを設定できるという非常に親切な設定項目が追加されました。
ゲーム開始時はどちらもオフになっているのだが、これをオンにすると「宝箱の場所」であれば、右上のマップに宝箱の位置が赤い点で表示されるようになる。複雑なダンジョンで、宝箱を取り逃がしたくないという人はオンにしたくなるのではないでしょうか。

ひみつの場所もこのとおりうっすら見えるようになるようです。
ほぼまんたんが追加

「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」ではかなり重宝した「ほぼまんたん」は今作でもしっかり引き継がれます。
自動そうびが追加

「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」ではかなり重宝した「自動そうび」は今作でも引き継がれることが予想されます。今持っているアイテムから、そのキャラクターの最強装備になるように自動で選択してくれるという機能です。
戦闘中の武器持ち替え

以前から戦闘中に装備を変えることは当然可能になっていましたが、FC版のドラクエⅠ、ドラクエⅡでは戦闘中に装備を変えることができませんでした。
今作では、戦闘中に武器を持ち替えることが可能になり、単体の強敵には剣や槍、複数の敵にはムチといった使い分けができるようになります。
特にドラクエⅠでは、プレイヤーが一人であることもあり、攻撃対象が単体の敵なのか複数の敵なのかで武器を使い分ける機会が多いと予想されます。
音声と字幕のカスタマイズ

今作では、音声と字幕のカスタマイズが出来るようです。
例えば、字幕は日本語だけど、音声は英語で聞きたいということや、逆に音声は日本語で、字幕は英語にしたいということができるようになります。
英語学習のために2周目は英語の字幕 or 音声でプレイしてみるというのも面白いかもしれませんね。
その他
- セーブ
- 各街などにセーブ用NPCが配置されている
- メニューからセーブができる
- オートセーブがある
- 各街などにセーブ用NPCが配置されている
- 戦闘
- ターンごとにカメラの角度が変わる
- 戦闘スピードが変更できる
- 通常、はやい、超はやいの3種類
- フィールド
- カメラ距離が変更できる(回転は不可)
- 移動速度が変更できる(通常、ダッシュ)
- 全体マップとミニマップあり
- ワールドマップには目的地と次にすべきことが表示
- ミニマップではダンジョン内の構造も表示
- 全般
- ゲーム中でも設定から言語切替ができる
- 会話を記憶できる機能がある
- 次に何をするかのガイドがある
- ゲーム難易度が選べる
- 「らくちん」:戦闘不能なし、与ダメージ増、一部ボスのHP自動回復なし
- 「バッチリ」:通常難易度
- 「いばらの道だぜ」:全ボスのHP増、被ダメージ増、獲得経験値減少、獲得ゴールド減少、属性弱点の与ダメージ低下
- レベルアップ時回復が選べる
- レベルアップ時にHP・MP全回復の有無
![]()
- アイテム作戦設定
- どうぐをオートでどこまで使用するか設定
- 「すべてつかう」
- 「装備だけつかう」
- 「どうぐだけつかう」
- 「何もつかわない」
その他期待される要素
24ドラクエⅠに船の登場
前作「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」では、従来のドラクエ3では行けなかったゾーマ城の周りまで船で移動できるようになっていました。


それはHD-2Dによって、ゾーマ城のある島をかなり高い位置に表すことができるようになったことで、船の着陸ができないという設定にできるようになったからです。
したがってドラクエ1においても船が登場しても問題ないでしょう。もちろん船を使えるようになるほどのストーリー拡充があるのかはわかりませんが。
逆にドラクエ2で登場するアレフガルドにおいて、竜王の城の島へ船で簡単に行けるのかが気になりますね。
25サプライズ
今回は従来とは別ゲームと言われる要素
前述した、サマルトリア王女の登場、巻物システムや紋章システム、海底の世界の登場と新しい要素が盛り沢山で、十分すぎるサプライズがありました。
それ以外に、期待できるサプライズ要素を以下に挙げます。
ストーリーの伏線回収
ストーリーにおいて大いなる伏線回収が期待されます。

ひとつは前作「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」のエンディングで明らかになった神官ハーゴンのその後です。
ドラクエ3→ドラクエ1→ドラクエ2の繋がりがより感じられるストーリーになることが期待されます。
さらにはドラクエ11、ドラクエ12とのつながりも期待されます。
もう一つは2024年の東京ゲームショウ特別ステージで匂わされた赤いロトの装備です。

今回の購入特典でも登場していますが、ステージでは堀井雄二氏から「シリーズのある伏線になっているみたいな」とのコメントが語られていました。
堀井氏の発言に制作陣が「これは現段階でちょっと言えない」「本当にダメです!」と慌てる一幕もあり、今作で明らかになることが期待されます。
そして、2025年の東京ゲームショウにおいて、ドラクエⅡのゲーム内でなぜ赤くなったのか明らかになるということです。

ドラゴンクエストⅠの新要素
ドラクエ1については今回モンスターが複数体出ることが明らかになりました。
これに伴い、勇者側もパーティーを組めるようになるのではと期待が大きいようですが、トレーラーのナレーションでひとりでという点が強調されていたため、実現性は低そうです。
例えば、大掛かりなところでは仲間モンスターシステム、それ以外には助けたローラ姫が参戦するとか、傭兵やサポートメンバーとして、一時的に仲間を雇うようなシステムや、にせ勇者御一行といわれる別パーティーが何かしら関わると面白いと思われていましたが、難しそうですかね。

グッズ付きパッケージ版を購入すると付いてくるグッズの中にローラ姫のキャラクターのアクリルブロックがあるので期待してしまいますが、救出から城に連れ帰るまでの限定的なメンバーとしてなのかもしれませんね。

変わらないこと
26ふくびき所

ふくびき所は健在であることがわかりました。


先行プレイによると、原作では1等の景品は、賞品を安く買える「ゴールドカード」でしたが、今作ではさらに上の特等があったということです。
ちなみに従来の景品一覧は以下のとおりです。
| 賞 | イラスト | 景品 |
|---|---|---|
| 1等 | ゴールドカード | |
| 2等 | いのりのゆびわ | |
| 3等 | まどうしのつえ | |
| 4等 | まよけのすず | |
| 5等 | やくそう | |
| 残念賞 | 同イラスト2つ | ふくびきけん |
今作では、ふくびきのアニメーションも追加され、10連で引くということもできるようです。



上記の画像からは商品があまり豪華ではないことがわかりますが、ふくびき所が変われば商品も変わるのでしょうか?
もしくは、引いた回数でランクアップしていくとかも考えられますね。
27ドラクエ1の主人公、ドラクエ2の主人公たちの性別
ドラクエ1に関しては、ローラ姫を助けて結婚し、更にその子孫がドラクエ2に繋がるというストーリー上、性別は男固定で選ぶことはできないものと考えられます。
ドラクエ2に関しても、ストーリー上、ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女というキャラクターが決まっているため、こちらも性別は選べないと考えられます。
28朝・昼・夜の時間帯の概念
従来のドラクエ1&2では、ドラクエ3のような時間の概念がありませんでした。
今作も先行プレイでも話は出てきていないため、時間の概念はないものと考えられます。
はぐれモンスターを保護するなどの要素がなければ、時間帯によって変わらなければならない要素がないため、夜用のセリフを新しく起こすようなシナリオに手をいれる手間を考えても、時間の概念が追加されることはないでしょう。
それに伴い、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」で追加された宿屋の「やすむ」の選択肢もなくなることでしょう。
ただし、せっかくのHD-2Dのグラフィックに夕日や夜の明かりの演出がなくなってしまうのはあまりに惜しいため、期待としては時間の概念を入れてほしいところです。
Vジャンプの記事にある攻略本の一部情報によると、一部エリアで闇の力が影響し強い魔物が出現するということで、ある条件で夜のような状態になることが想像されます。
その際には、ラダトーム付近でも「まおうのかげ」「ヘルゴースト」「ドラゴンゾンビ」が出現することになるようなので、かなり後半のイベントなのかもしれません。
世界が闇に覆われるタイミングがあり、その期間だけということなので、どのようなイベントなのか気になりますね。
















































参考
公式サイト:
https://www.dragonquest.jp/roto-trilogy/dq1and2/
ティザートレーラー:
https://www.youtube.com/watch?v=3idSGSoMMn8
スクウェア・エニックス:HD-2D版『ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ』発売日告知トレーラー:
スクウェア・エニックス:【緊急配信】”あの新作ゲーム”を世界最速実況プレイ!【大魔王ゾーマ】
ファイナルトレーラー
Vジャンプ:https://vjump.shueisha.co.jp/
Game*Spark:https://www.gamespark.jp/
電撃オンライン:https://dengekionline.com/
GAMEウォッチ:https://game.watch.impress.co.jp/
PlayStation Youtubeチャンネル「Dragon Quest I & II HD-2D Remake - Gameplay Overview Trailer | PS5 Games」:
https://www.youtube.com/watch?v=rxEsHUslhTQ
https://youtu.be/ND2YTD6epTM?si=SQDlZ9DnxZPBugoJ
まとめ
現時点で少しずつ新しい要素についての情報が出てくるものの、まだまだ不明点が多い「HD-2D版 ドラゴンクエストⅠ&Ⅱ」。
新しい要素はもちろん、HD-2D版「ドラゴンクエストⅢ」から繋がるストーリーの新事実が明らかになるだろうという点においてもプレイする日が楽しみですね。

東京ゲームショウ2025においても、早坂プロデューサーより今作はかなりボリュームアップしていて、特にストーリーを見て欲しいと語っていました。
「想い出」集めこそそのひとつだと思いますし、じっくりストーリーに浸りながら冒険を進めたいものです。
「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」をプレイしたことがなく、今回HD-2Dをはじめてプレイするという人は、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」のまとめページでHD-2Dについて詳しく書かれていますのでこちらを見ておくとよいでしょう。
ティザートレーラーが発表された時点での情報は以下にあります。
ちなみに、ドラクエⅠに関する考察記事は以下にあります。









![【初級〜中級者】書籍「プロセス・オブ・UI/UX[UIデザイン編]」より「実践で役立つ重要項目5選」](https://tech.naturalmindo.com/wp-content/uploads/2025/10/book_process_of_ui-300x200.jpg)
![【初級〜中級者】書籍「プロセス・オブ・UI/UX[UXデザイン編]」より「実践で役立つ重要項目3選」](https://tech.naturalmindo.com/wp-content/uploads/2025/10/book_process_of_ux-300x200.jpg)





