
YouTubeから簡単にスクリーンショットを切り出す方法
YouTubeの動画からスクリーンショットをせずにスマートに静止画を抽出したい

はじめに
YouTube動画から静止画を切り出したいと思ったとき、PCやスマホの機能としてのスクリーンショットを撮る方法があります。
しかし、動画を一時停止してそのままスクリーンショットを撮ると、シークバーや各種操作アイコンなどの余計なパーツも表示されてしまいます。
タップしたあと一定時間経てばシークバーが自動的に消えるため、撮りたいシーンから少し戻って、再生中のままタイミングを見計らってキャプチャするという方法もありますが、かなりタイミングに左右されてしまい思ったとおりの静止画を撮ることが難しくなってしまいます。
YouTubeから簡単にスクリーンショットを切り出す方法

切り出したいシーンで動画を止めますよね。
そこで、PCのキャプチャを撮っても、シークバーや各種ボタンなど余計な表示が目立ってしまいます。
実はChromeブラウザでYouTubeを使う場合には、スマートに静止画を保存することができます。
この特定のフレームで一時停止した状態で、右クリックをするとメニューが表示されます。

一度目はおそらく上のようなメニューが表示されてしまうと思います。
これはYouTube特有のコンテキストメニューで、ここには静止画を切り出すような機能はありません。
しかし、このメニューが表示された状態でもう一度右クリックすると、別のメニューが表示されます。

こちらはYouTube特有のメニューではなく、Chromeのコンテキストメニューです。
このメニューにある「動画のフレームをコピー」を選ぶと、そのとき表示されているフレームの静止画がコピーされます。「動画フレームに名前を付けて保存」を選べば、そのとおり名前を付けて保存することができます。
画面はMacのものですが、Windowsでも同様です。
このChromeの機能は実は2023年夏頃にこっそり追加されていた機能のようです。
これで手早く動画からキャプチャができるようになりますね。


うれしいのが、動画の画質に合わせてキャプチャされる点です。
例えば、動画の画質がHDの1080pで設定されていれば、手元の動画で試した場合には、1920 × 1080のサイズの静止画が保存されました。
低画質の144pだった場合、静止画は256 × 144のサイズでした。
PCのスクリーンショットでキャプチャしていた場合は、ウィンドウサイズやキャプチャする範囲指定でサイズが変わってしまってたので、サイズ統一したい場合に苦労したものです。
まとめ
ブラウザがChromeである必要はありますが、右クリックだけで動画から静止画が簡単にキャプチャできるのはありがたいですね。