【速報更新】ドラクエⅢ HD-2Dリメイク版の新要素・変更点まとめ
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HD-2D版「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…」の各メディア発表の情報から分かる新要素速報まとめ

2024年11月14日に発売のドラクエ3のリメイク版(HD-2D)
変更点・新要素・新機能一覧まとめ(+α)

スラぼう
2024年11月14日に発売決定したドラクエⅢ HD-2Dには新要素が満載!続々出てくる情報を更新!

はじめに

2021年に発表されて以来、なかなか情報がなかった「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」ですが、2024年6月18日に公開されたニンテンドーダイレクトの中で、新しいトレーラーとともに新情報が出てきました。

そして2024年8月27日のニンテンドーダイレクトにて続報が出ました。
さらに2024年9月4日に各メディアから、ロマリア以降の試遊プレイでの続報が出ました。
さらに2024年9月26日にスクウェア・エニックスのゲーム紹介トレーラーから続報が出ました。
さらに2024年9月29日に東京ゲームショー2024から続報が出ました。
さらに2024年10月9日に各メディアから続報が出ました。
さらに2024年10月22日に各メディアから続報が出ました。
さらに2024年11月1日にスクウェア・エニックスのファイナルトレーラーから続報が出ました。

その後各メディアより新情報が続々出てきています。
トレーラーだけでは分からなかった、新機能、新システム、新しいマップやイベントなど、従来のドラクエ3にはなかった新要素や変更点を随時まとめていきます。

【2024/11/01 UPDATE】


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基本的な変更点・新要素

HD-2Dグラフィックが美しい

HD-2Dグラフィックを採用することで、グラフィック面が圧倒的にリッチになっています。

HD-2Dグラフィックとは、スクウェアエニックスが採用しているドット絵(ピクセルアート)と3DCGが融合したグラフィックスタイルのことです。
つまり、キャラやオブジェクトはピクセルアートで描かれ、光や水の表現など背景のオブジェクトには3DCGを使っているのが特徴です。

リッチなグラフィックは物語全体を通して満足度に関わるところでしょう。

カメラのフォーカスのような効果も見られます。
遠近影の背景がぼやけて、キャラクターにフォーカスが当たっていることがわかります。

勇者が明かりを持って歩いていて、パーティーの周りだけ明るい演出も素敵です。

テストプレイ動画によると、どうやら暗いダンジョンなどでは、先頭のキャラクターが明かりを持ってくれる演出になっているようです。

また、地下水道で周りの水路を流れる水にも動画だと動きがあり臨場感が溢れています。

2
グラフィックのエフェクトや音響効果が充実

HD-2Dグラフィックの映像美については、最初にも触れたとおり言わずもがなですが、
BGMも「東京都交響楽団」によるオーケストラ音源により、映像と音楽の美しさの相乗効果があります

また、周辺の細かい演出・効果もかなり充実しています。

例えば、レーベの村の夜を歩いていると、虫の音や鳥のホーと鳴く音が聞こえたり、水辺に近づけば、チョロチョロ水が流れる音が大きくなります。風の音も聞こえたりします。

勇者一行が近づいて、アリアハン城の橋の鳥が飛び立つ演出も素敵ですね。

ヘッドホンやイヤホンを使って音声に集中できる環境でプレイするのもよさそうです。

3
フィールドやエリアが大きくリニューアル

3-1
フィールドマップに起伏がある

フィールドは平坦ではなく、起伏があることがわかります。

2次元だったマップ全体に、データとして新たに高さの値が設定されていると思うと、簡単なリメイクではないことがわかりますね。

上の画像から、歩ける山の高さが想像以上に高くなっていて、山の険しさが表現されています。
従来のドラクエ3の山では1マスですんでいたのが信じられなくなってしまいます。

竜の女王の城や、ネクロゴンドのあたりは山の連なったかなりの高所になるのかもしれませんね。

3-2
フィールド上の街や、エリア内のマップが大幅に拡大

フィールド自体も広くなっており、従来のドラクエ3に比べると移動量が増えるのは確実ですが、フィールドの上から見える街などの建物のエリアも従来のものと比べてかなり広いことがわかります。

今回のHD-2Dリメイク版のプロデューサー早坂氏によると、その広さは従来の4〜5倍くらいはあるんじゃないかということです。

画像はアリアハンですが、城、城下町の各建物の構成が、フィールドの外からでもわかりますね。
また、フィールドと街の中との切り替わりにおいて、出入りする方向によって、切り替わり後の出入り地点が変わるということです。

したがって、この画像では、アリアハンの城下町の西の出口から出てきた瞬間をとらえたショットということですね。

同じくポルトガやピラミッドなどのエリアも広いことがわかります。

エルフの隠れ里は神秘的な場所という感じを表現していますし、アープの塔の綱渡りはより高さの表現に深みが出ており一層ヒヤヒヤさせるグラフィックです。

ジパングは屋敷へ向かう階段が用意されているのでしょうか。従来のジパングより、かなり広いマップになっているのではと感じます。

このスケールアップによって、冒険のスケールも大きく感じられますね。

また、これらの画像から、フィールドから街に入った時点でもエリアが拡大されているのは分かりますが、さらに街から建物の中に入った時点でもエリアがかなり広いということが見て取れますね。

いままでのグラフィックがより詳細まで描かれることによって、ストーリーにも深みが出てきそうですね。
ちいさなメダルなど探す場所が増えるのでしょうか。
エリアの切り替わりのロード時間に影響がないかは少し気になるところです。

3-3
斜めに歩ける

マップはかなり斜めの描写が多く、それに合わせてキャラクターも歩く必要があるため、各ハードのアナログスティックに合わせて360度どの方向にも歩けるようになるようです。

フィールドだけでなく街の中なども広くなっているので、動ける方向が東西南北4方向だけだった過去作と比べて、街の人などNPCが邪魔になる機会は少なくなりそうですね。

3-4
ダンジョンなどのマップが一部改変

いざないの洞窟

基本的にダンジョンマップは、従来のとおりに踏襲する方針のようですが、演出が伴う部分はかなり様変わりしそうです。

例えば、「いざないの洞窟」において「まほうのたま」を爆発させて壁を粉砕する演出は、従来のドラクエ3では下方向でした。
しかし演出の都合上、画面上方向への爆発の方が表現しやすいはずなので、今回相応しい方向に変えられたと考えられます。

その他にも、アリアハンの武器屋の入口が右から左になっていたり、ナジミの塔や、ナジミの塔につながる洞窟(リメイクで地下水道となったようです)のマップも、かなりグラフィック重視になっているため、通路や部屋の配置も少し変わっているようでした。

アッサラームの劇場の舞台の位置も向きが変わっています。

ある程度マップも変わってくれた方が、従来のドラクエ3をプレイしたことがある人でも所見プレイのように楽しめそうですね。

また、ロマリアのすぐ北には関所のようなものがある「ロマリア街道」なるものが新たにできていました。

3-5
はじめて訪れる街などには特別なムービーが追加

フィールドから街などのエリアにはじめて訪れたときには、最初にその街の名前の表示と、上から眺めるようなムービーが入るようです。

夜にレーベの村をはじめて訪れたときには、村の南西から北東に向かって空撮するような映像が流れました。

たまたま夜に訪れましたが、朝なら朝のムービーになるのでしょうか。
はじめて訪れたときのワクワク感が出てきますね。

また、はじめて訪れた場合でなくても、街に入ったときなどのエリア切り替え時には、その地名が左下におしゃれに表示してくれるようになっています。


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機能的な変更点・新要素

4
中ボスが多数追加

ネクロゴンドの火口

レヴナントという新しいモンスターが登場することがわかりました。

おそらくネクロゴンドに向かう火山の火口での中ボス戦が追加されているのではと想像できます。
オルテガが火口に落ちてしまう際に戦ったモンスターと思われるため、敵討ちのような戦いになるかもしれません。

テドンの牢獄

上の画像は「よみのばんにん」とのことで中ボス戦と考えられます。
場所は、「テドン」の牢獄の中ではないかと推測されています。
原作だと、囚人がオーブを持っていて、さいごのカギがあれば、手渡しでもらえますが、今回はボス戦があるかもしれないですね。

今までのドラクエ3には、ブリザードorフレイム系のモンスターは登場しませんでした。
しかしこのグラフィックが用意されたということは、ドラクエ3で従来登場しなかった通常モンスターも追加されているかもしれませんね。

できればその他のナンバリングのモンスターや、新モンスターにも期待したいところです。

ピラミッド

肝心のまほうのかぎがあるであろう部屋は秘密になっておりますが、従来はなかった新たなボスが出現するということが発表されました。

その他

その他、ドラクエⅠに出てきた「まほうつかい」のようなビジュアルの中ボスや、幽霊船にて、「だいおういか」のような中ボスもいることがうかがえます。(「だいおういか」ははぐれモンスターの可能性もありますが)

基本的には、オーブなど重要アイテムを手に入れられる場所には、中ボスが新たに追加されているようです。

5
新たなイベントが追加

オルテガの旅路を追うような展開が追加されているようです。

オルテガの人柄がわかるエピソード追加とのことで、街の人々からオルテガの情報を得て、回想シーンが織り交ぜられる展開が想像できます。

そしてオルテガのボイス担当が東地宏樹さんという情報も加わり、ムービーにも力が入っていそうな印象です。

ドラクエ3のSFCリメイクでは、「オルテガのかぶと」をムオルで手に入れることができますが、その「オルテガのかぶと」に関するストーリーも追加されそうですね。
実はこれが後の「ロトのかぶと」となるそうです。
兜の表面が少し青がかっているように見えるので、よりロトのかぶとっぽい感じがありますね。

その他、ブリザードorフレイムのモンスターが出現するイベントやオルテガが火口で戦って落ちてしまうシーン、オルテガとサマンオサの勇者サイモンとが対峙しているのではないかと思われるシーン、のちに協力して戦っていると思われるシーンなど、今までのドラクエ3にはなかった場面が追加されていそうです。

勇者の母とのイベントについては、レーベの村で「まほうのたま」を手に入れた際に、一度アリアハンへ戻ってはどうかと言われるシーンが試遊プレイ動画で確認されましたが、その動画では時間がなかったため戻りませんでした。
ひょっとしたらそのときにアリアハンの実家に戻ると、最後の画像のようなシーンが見られるのかもしれませんね。

上記は、ムオルの村で主人公がオルテガに間違えられるというシーンかなと思われます。
従来のムオルには港はなかったので、ここはマップとしても追加されたのでしょう。
もともと村の中に、市場はあったので、港がある方が自然ですよね。

2つ目の画像では、勇者たちが船を降りてやってきて、そのままイベントに突入しているようなので、船から直接入ることもできるようにムオルの村の位置が調整されているようです。

また今回は、前述のレヴナント戦において勇者である主人公がオルテガの敵討ちとしてオルテガの姿に重なる演出がありました。

よりオルテガに対する思い入れが強くなる演出でよいですね。

なお、この主人公とオルテガの姿が重なるシーンにおいて、敵のレヴナントの片目が負傷している様子が見られます。

戦いの前や戦闘中には片目の負傷は見られないため、おそれく戦闘後にとどめを刺す際の演出なのだと考えられます。

とにかく今回は、オルテガに関するストーリーがかなり濃くなっているということです。
また、オリビアの岬やサイモンなど、原作でさらっとしか触れられていない部分も、ひょっとしたら深く取り上げてくれるかもしれませんね。

6
モンスターを保護にしてモンスターじいさんに預けるシステムが追加

モンスターを管理するモンスターじいさんが登場することが確認できました。
そして魔性が消えたモンスター(はぐれモンスター)を保護して、このモンスターじいさんに紹介して預かってもらうことができるようです。

つまり、パーティーとして連れて行くことはできないようですが、モンスターじいさんに保護してもらって、後述しますが、後にバトルロードという戦う場で活躍できるようです。

どこで保護できるのか?

この保護できるモンスターとはどこで見つけることができるのかが気になりますよね。
どうやら町中やダンジョン、ひみつの場所など様々な場所で保護できるようです。

ちなみに、昼に見つかる魔物もいれば、夕方に見つかる魔物もいるようで、時間帯によっても保護できるモンスターは変わるようです。

保護するための条件は何か?

後述するバトルロード場で、「どんな魔物なら保護できる?」という説明を聞くことができるようなので、聞いてみると、以下の画像のとおりの説明をしてくれます。

基本的には、モンスターじいさんとのイベントがあった後は、話しかければよさそうですね。

しかし近づくと逃げてしまう魔物もいるようです。

それに対してパーティーにまもの使いがいると逃げにくくなるということが分かっています。
「まもの使い」がパーティーに必須なわけではありませんが、常に一人はいた方が優位に保護ができそうです。

まもの使いがパーティーにいない場合でも、盗賊の特技の「しのびあし」が効果ありということがわかっています。
また、魔物の好きな匂いということで、道具の「においぶくろ」が使えるようです。

また、今回「まもの使い」の移動中の特技で「やせいのかん」というものがあることはわかりました。
これは、周辺の保護可能なモンスターをみつける特技のようです。

まもの使いの特技がモンスター保護のために活躍できるのは間違いないですね。

保護をすればするほど特典が

はぐれモンスターを保護した数が一定数に達すると、モンスターじいさんからお礼がもらえます。

また、パーティーにまもの使いがいる場合、はぐれモンスターの保護した数に応じて特技を覚えていくということなので、保護できるモンスターは漏れなく保護していきたいですね。

7
保護したモンスターを戦わせる「モンスターバトルロード」が追加

格闘場改めバトルロード場

バトルロード場で行われる「モンスターバトルロード」という新要素として追加されました。
ロマリアの格闘場が、そのままバトルロード場になったようで、序盤から楽しむことができそうです。

バトルロードとは

バトルロードとは、保護したモンスターを参加させて、トーナメント形式でモンスター同士戦わせて、ランクに応じて賞金やアイテムを獲得するというバトルシステムです。

ランクはHランクからGランクとどんどん上がっていき、初勝利すると賞金・賞品がもらえます。

参加したら、自分の保護したモンスターを3体登録します。
準備ができたらいよいよバトル開始です。

戦闘中は直接指示することはできず、さくせんのみ設定可能です。
少なくとも3戦はあるようで、1回戦、2回戦と勝ち上がった際に回復は不可能なので、回復役を入れておくなどバトル開始前の戦術も大事になります。

モンスターを成長させるには

保護したモンスターはレベルアップさせることも可能なようです。

同じ種族のモンスターを複数保護すると、種族の絆が深まり、1体目に保護したモンスターのレベルと種族力がアップするということです。上の画像は、2体目の「さまようよろい」を保護したことで、既に保護している「さまようよろい」のジョーのレベルが上ったということですね。

同じ種族を保護すると、種族力の★が増えていきます。
レべルと種族力が上がると能力値が上昇するだけでなく、特技や呪文を新たに覚えることもあるのだということです。

なお、ロマリアに従来あった格闘場はバトルロードに変更されていることが確認できました。

現在確認できているいる保護できるはぐれモンスターは以下のとおりです。

  • スライム
  • おばけありくい
  • アルミラージ
  • バブルスライム
  • ホイミスライム
  • ギズモ
  • さまようよろい
  • デスフラッター
  • マミー
  • わらいぶくろ
  • バッドキャット
  • ばくだんいわ
  • ようがんまじん
  • ミミック
  • キラーエイプ
  • スライムつむり
  • エリミネーター
  • まほうつかい
  • ベホマスライム
  • ガニラス

8
新職業「まもの使い」が追加

2024/08/27のニンテンドーダイレクトの情報で「まもの使い」が公式に発表されました。

初回トレーラーのレイアムランドのシーンで、見慣れないキャラクターが紛れ込んでいることからも、噂されていたとおりです。

このキャラクターは、公式で公開されている先行発売の「グッズ付きパッケージ版」のグッズでも確認でき、その中に職業ごとのアクリルブロックがあり、職業に追加があることが予想されていました。

そして、「まもの使い」は他の職業と同様、ルイーダの酒場で選択することができることも分かりました。
上級職というわけではないので、初期メンバーからパーティーに組めますね。

2024/08/27のニンテンドーダイレクトの情報だと、モンスターが使うような特技が習得できることになるということです。今回は仲間モンスターシステムはなく、あくまでモンスターの特技が使える職業だということですね。

おそらく、敵モンスターの特技もこのHD-2Dリメイクで多様化して、勇者側のパーティーでも使えないのはもったいないということかもしれませんね。

まもの使いが使える今わかっている特技は以下のとおりです。

  • とおぼえ
  • やいばくだき
  • かえんのいき
  • 岩石落とし
  • まものよび
  • なめまわし
  • おたけび
  • ひゃくれつなめ
  • けづくろい
  • やすらぎの歌
  • やせいのかん

特に「まものよび」は保護したモンスターの数に応じてダメージもアップするようなので、特技が成長するということですね。

移動系で前述の「やせいのかん」も覚えることがわかっています。

やすらぎの歌は、仲間全員のHPを20〜回復するということで、回復特技があるのはありがたいですね。
ただし、それほど回復力はないため、ものすごく重宝するレベルではないかもしれません。

また、「まもの使い」は、仲間モンスターシステムと言わずとも、モンスターに関するプラスアルファの要素がありそうです。

パーティーにいるだけではぐれモンスターを保護しやすい

今まできちんと明言されていませんでしたが、「まもの使い」の特徴として、パーティーにいるだけで、はぐれモンスターを保護しやすくなることが明らかになりました。

はぐれモンスターは、見つけても逃げてしまうことがありますが、「まもの使い」がいると、はぐれモンスターが逃げにくくなるということです。

そのためパーティーに「まもの使い」がいるということに重要性が増しました。

まもの使いは他の職業に比べて強め設定

堀井雄二氏と早坂プロデューサーによると、「まもの使い」は今回初登場の職業とあって少し強め設定になっているということでした。

攻撃も攻撃補助も回復も担えるオールラウンドタイプでありつつ、攻撃によって与えるダメージが大きいので、非常に重宝する職業です。

特技はレベルアップではなく特殊な方法で覚える

様々な特技を覚える「まもの使い」ですが、今回のHD-2Dリメイク版のプロデューサーである早坂氏によると、「まもの使い」の特技の覚え方は、レベルアップではなく特殊な方法だということです。

ひとつの説では、ラーニングシステムがあるのではということです。
覚えることのできる特技を持つモンスターと戦闘した場合、もしくは、その特技をまもの使いが受けた場合に覚えるという説です。

もうひとつは、覚えることのできる特技を持つはぐれモンスターを保護した際に、覚えるという説です。

はぐれモンスターを保護した際に、一定のタイミングで画像のようなメッセージが出ることが今回明らかになりました。
したがって、この心を通わせ始めたタイミング、もしくは保護したモンスターの数に応じて特技を覚えるのではないかという考えもできます。

なお、まもの使いはレベル28時点で上記の特技まで覚えることが確認できましたが、まだ未確認の特技(???)がいくつか残っています。
これは、レベルが足りないのではなく、特技を覚えるきっかけなるモンスターと対戦、もしくは保護が足りない可能性が高いですね。

他の職業からまもの使いへ転職するケースを考えた場合、過去に覚えた特技をもう一度覚えるのは手間そうなので、例えば、保護回数とレベルアップのハイブリッドも考えられますね。
保護回数を重ねて、特技を覚える権利は得ていて、あとはレベルアップに応じて対応した特技を覚えるとかですね。

ちなみに、ドラクエ3の職業は以下のとおりです。

  • 勇者
  • 戦士
  • 武闘家
  • 魔法使い
  • 僧侶
  • 商人
  • 遊び人
  • 盗賊(SFC版〜追加)
  • 魔物使い(HD-2D版〜追加)
  • 賢者

9
従来なかった呪文や特技が追加

いくつかの職業の特技が確認できました。

9-1
勇者

  • かえん斬り
  • いなずま斬り
  • しんくう斬り
  • はやぶさ斬り
  • みかわしきゃく
  • 大ぼうぎょ
  • めいそう

勇者らしく、やはり打撃系が目立ちつつ、補助系もいくつかあるという感じですね。
ギガスラッシュなどの上位特技も登場するのか見ものですね。

2回攻撃が可能な「はやぶさ斬り」と、自分のHPを回復する「めいそう」も確認できました。

  • Falcon Slash → はやぶさ斬り
  • Meditation → めいそう

また、勇者は従来どおり呪文も覚えていきます。
僧侶や魔法使いが持つ、ホイミ系やラリホーなどの攻撃補助系、メラ、イオラなどの攻撃は引き続き覚えますし、勇者固有のギガデインなども覚えます。

そして、新たにザオやデインの呪文も覚えることがわかりました。

  • ザオ
  • デイン

9-2
戦士

  • しっぷう突き
  • きゅうしょ突き
  • もろば斬り
  • つるぎのまい
  • うけながし
  • かばう

画像では、「つるぎのまい」はまだ覚えていない状態のようですが、いずれレベルアップで覚えることでしょう。

とくぎはレベルアップで習得するものではなく、装備品などで追加されるという噂もありましたが、
戦士のMPが0でなく、きゅうしょ突きを使うのにMP4消費することが分かるので、
戦士もレベルアップに応じてMPがアップしていくと考えられますね。

9-3
武闘家

  • とびひざげり
  • 必中拳
  • かまいたち
  • せいけんづき
  • ばくれつけん
  • 足ばらい

画像では、「せいけんづき」や「ばくれつけん」はまだ覚えていない状態のようですが、いずれレベルアップで覚えることでしょう。

とびひざげりがあることから、空を飛ぶモンスターの属性が追加されていることがうかがえますね。
また必中拳はメタル狩りに重宝しそうな予感です。

9-4
商人

  • 石つぶて
  • ちからため
  • あなほり

元々移動系の特技しかなかった商人に、攻撃や補助系の特技も加わりました。
微力ながらになりそうですが、戦闘時にも活躍できるようになれば嬉しいですね。

あなほりで「いのりのゆびわ」を見つけるのはありがたいですね。どのくらいレアなのかは気になります。あと、移動系の特技「おおごえ」は引き続き覚えそうですね。

9-5
遊び人

  • ぶきみなひかり
  • ツッコミ
  • メガザルダンス
  • くちぶえ

そして新たに移動系に「くちぶえ」を覚えることが確定しました。

SFC版リメイクのときには、敵モンスターをよぶ移動系の特技「くちぶえ」しかなかった遊び人ですが、今回のHD-2Dリメイク版では、戦闘中の特技もきちんと用意されているようです。

特にメガザルダンスは転職で引き継げるなら、ボス戦で重宝するかもしれませんね。

9-6
盗賊

盗賊は、以下の特技が確認できています。

  • ねむりアタック
  • しびれアタック
  • ウイングブロウ
  • アサシンアタック
  • すなけむり
  • とうぞくのはな

攻撃補助効果などプラス要素のある攻撃をしてくれるので、戦闘時にかなり重宝しそうな予感ですね。

とうぞくのはなをフィールド上で使用しているような画像があるので、どのくらいの範囲まで有効なのかは気になりますね。

9-7
僧侶

僧侶の呪文に、呪文攻撃を軽減することができる「マジックバリア」が追加されていることが確認できました。
また追加されることは分かっていた「ベホイム」ですが、コマンド上でも確認することができました。

  • マジックバリア
  • ベホイム

全体的にコマンド内を見ると、攻撃系と補助系など系統によって特技でアイコンが分かれていますよね。
呪文の方も同じ仕様になっているので、初見でも系統がわかりやすいですね。

今後もまだ不明な特技が明らかになっていくのも楽しみですね。

じゅもんに関しては、回復系ではホイミ、キアリー、ザメハ、攻撃系ではバギ、補助系ではピオリム、ルカニ、マヌーサ、ラリホー、ニフラムなど僧侶のおなじみのじゅもんが確認できました。

そして「ザオ」のじゅもんがドラクエ3で新規登場していることが確認できました。
「ザオ」はザオラルと同様、仲間ひとりをたまに生き返らせるじゅもんですが、ザオラルと比べてHPの回復量が少ないじゅもんです。ドラクエ10のように、HP1かもしれませんし、ドラクエウォークのように25%回復かもしれないです。

レベルが低い割と序盤で覚えるじゅもんと思われるため、かなり重宝するのではないかと考えられます。

また、回復呪文の「ベホイム」も追加されることがわかりました。

「ベホイミ」と「ベホマ」の間の回復力を持つ「ベホイム」が追加されるということは、全体的にHP値が大きくなるのかなとも予想できます。
また、そのくらいの回復量が重宝するとなると、中ボスが増えるなど、中盤のストーリーが分厚くなっている可能性も感じます。

その他、アイテムに「マヌーハそう」があることから、仲間ひとりの幻惑を治す「マヌーハ」の呪文も追加されると予想できます。

10
フィールド上にひみつの場所が追加

フィールド上に「ひみつの場所」という隠しマップが追加になりました。
普通の景色と見た目が違う怪しい部分に特別なマップが仕込まれていることがあるようです。

特別なアイテムが見つかったりすることがあるようなので、見逃せませんね。

「ここでしか 見つからない 何かがいるかも?」という表現が気になりますね。
何かがあるかもではないあたり、モンスターでも見つかるのではないかと想像できます。
「まもの使い」がいれば何かイベントがあるのかもしれませんね。

11
フィールド上にお宝スポットが追加

フィールド上でキラッと輝くスポットがあると、そこにはゴールドやアイテムが落ちています。

ゴールドや、やくそうなどの道具だけでなく、武器・防具や種まで出てくるので、ステータス上昇やゴールド稼ぎにもなりそうです。

一度出た場所にも何度も出現するのか、一度きりなのかはまだ明らかではありませんが、テストプレイでは、このようなスポットが登場する頻度が高いように思いました。

銅の剣などの武器も出ていたため、売ることでかなりのお金稼ぎになるのではないかと思います。

12
みのまもりのステータスが追加

レベルアップ時に、従来のドラクエ3にはなかった「みのまもり」のステータスが追加されていることが確認できました。

今までのドラクエ3では、守備力(防御力)はすばやさのステータスによって決まっていました。これが、その後のナンバリングと同様にみのまもりのステータスに移行されることがわかります。

ちなみに、ダウンロード版予約特典として、「しあわせ旅セット」というゲーム内アイテムがもらえるのですが、その中に「まもりのたね×3個」があることからもわかります。

13
新アイテムが追加

テストプレイ動画中で、どうぐぶくろをチェックするシーンがありましたが、そこで従来なかった新アイテムが確認できました。

  • 上やくそう
  • マヌーハそう
  • わんぱくじてん
  • 風のブーメラン
  • ブルジョワへのみち
  • けんじゃのせいすい
    など

「上やくそう」は通常のやくそうより回復量が多いやくそうです。全体的なゲームバランスの調整で、HPの底上げの影響が考えられますね。
「マヌーハそう」はマヌーサのじゅもんによる幻惑状態を回復させるアイテムだと思われます。
「わんぱくじてん」は、「わんぱく」に性格を変えることができる辞典でしょう。
「風のブーメラン」はバギ属性があることがわかりました。したがって「炎のブーメラン」も火系の属性があることでしょう。
「ブルジョワへのみち」は「ブルジョワ」に性格を変えることができる道具でしょう。
「けんじゃのせいすい」は、「まほうのせいすい」以上にMPを回復させることができる道具でしょう。

その他「ちいさなメダル」の賞品にも新しいアイテムがあるので、かなり装備品が豊富になりそうな予感です。

他にもテストプレイ動画から、「うさぎのしっぽ」を装備するシーンが確認できています。

また、イオン系のゲーム取扱店のパッケージ版予約特典として、「戦士の心得セット」というゲーム内アイテムがもらえるのですが、その中に「バイキルミン×2個」というものがあります。

この「バイキルミン」は、従来のドラクエ3にはなかったアイテムです。

この「バイキルミン」の効果は、「戦闘中、仲間ひとりの攻撃力をかなり上げる消費アイテム」ということで、「バイキルト」の呪文と同等の効果がありそうですね。

そして、Amazonのパッケージ版予約特典としては、「魔法使いのたしなみセット」というゲーム内アイテムがもらえます。
この中にある「まほうのせいすい」は、ドラクエにおなじみのMP回復アイテムですが、実はドラクエ3では初登場です。

また、公式の海外向けサイトでは、特典が少し異なるようです。

海外向けサイトの特典では、更に以下のアイテムが追加されているようです。

  • ちからのゆびわ
  • りゅうのうろこ
  • さとりのしょ
  • ぬいぐるみ

「力の指輪」、「竜のうろこ」、「ぬいぐるみ」はすべて装備品です。
「竜のうろこ」については、ドラクエ1で登場していたものの、ドラクエ3では初登場です。

「悟りの書」が最初から入手できるのは、かなり大きな特典ですね。

なお日本でも「ぬいぐるみ」と「さとりのしょ」は公式ガイドブックの購入特典にあるようです。

14
弱点や耐性、ダメージ量など調整が追加

画像はメラミの呪文を唱えて、109ダメージを与えているシーンです。

今までのドラクエ3では、メラミの呪文で与えられるダメージは、70〜80くらいでした。
それが今回は100ダメージを超えたということで、呪文のダメージ量の調整がありそうです。

同様に、ヒャド系のじゅもんを使って、キラーアーマーとコングにダメージを与えているシーンです。
敵全体にダメージを与えているので、ヒャダインを使っているものと思われます。

ヒャダインの与えるダメージは、従来のドラクエ3では70ダメージ程度でした。
それが、平均153ダメージまでアップしているので、何かしらのダメージやステータス調整があるのがわかります。

尚、ヒャド系の上位呪文が追加されている可能性もありますが、このサマンオサ周辺でのレベルで、その上位呪文を使っているというのは不自然な気がするので、ヒャダインのダメージアップが自然ではないでしょうか。

更に上の画像から、与えたダメージの値が色分けされていることがわかります。

スタンダードな色でいけば、キラーアーマーが受けているダメージは、耐性も弱点もない標準のダメージでグレー(灰色)で、耐性があった場合は、青がかった水色に近い色になるのではと考えられます。

ダメージ量の調整については、ストーリーに厚みが出て、全体的にHPやMP、その他ステータスの上昇量がUPしているのではないかと思われます。
敵のとくぎなども増えてきたり、上級呪文が追加される可能性もあるので、全体的にステータスの値の底上げがされているのではないでしょうか。

前述のとおり「ベホイム」が登場することから、全体的にHPの底上げがされており、それに応じてダメージ量の調整もされているということでしょう。

ちなみに、ブーメランで敵全体に攻撃したシーンです。
敵の左から右に向かって順にダメージ量が減っていく仕様は変わらなそうですね。

68ダメージを与えたときだけ「かいしんのいちげき」だったようです。
ブーメランなどの全体攻撃やグループ攻撃の中でも、「かいしんのいちげき」が出るようになったのは嬉しい仕様ですね。メタル狩りがはかどるようになる予感です。

また、クリティカルヒットしているのが、黄色っぽい色で分かりやすくなっています。

15
ルーラでの行き先が大幅に追加

ルーラやキメラのつばさで移動する際の行き先が大幅に増えそうです。

従来のドラクエ3では行けなかった「草原のほこら」や「岬の洞窟」、「ナジミの塔」が行き先の選択肢に入っています。
この調子だと、名前のあるスポットはほとんど行けるようになるのではと考えられます。

コマンドの下にはアイコンがありますが、それぞれ教会、道具屋、武器屋、宿屋があるということを表してそうです。行き先にどんなスポットがあるのかアイコンでわかるのも便利ですね。

ちなみに「草原のほこら」は、レーベの村の少し南の森の中にある怪しい平地のことです。

また、従来のドラクエ3において、ルーラは通常ダンジョンからは使用できませんでしたが、HD-2Dリメイク版では、ダンジョンからもルーラやキメラのつばさが使えるようになります。

16
マップに新しい島が追加

ドラクエ3リメイク版(スマホ)と今回の公開マップを比較してみました。

赤丸3個所が気になる点です。

左上のカザーブと竜の女王の城との間の地域が少し見直されているようです。従来のドラクエ3でもあまり足を踏み入れる地域ではなかったため、影響もなく、ほとんど気づかないレベルだと思われます。

真ん中はジパングで、少しリメイク版の方が領域が広くなっているようです。
おそらく、フィールド上のエリア表示が拡大され、従来のようにアイコン1マスですまなくなったためと思われます。
少なくともジパングの村と洞窟の2つがありますので、その領域確保のためでしょう。

右下のサマンオサ西海岸には、リメイク版の新しいマップでのみ島が確認できます。
位置的にハワイ島やイースター島を連想させますが、何か神秘的なイベントでも追加されるのでしょうか。

ひょっとしたら、ひみつの場所か、ただのキラキラアイテムスポットだけの可能性もありますが、
モンスターパークや名産博物館のような新規イベント用に作られた新島かもしれませんね。

また、グリンラッドやレイアムランドがわかりやすいですが、新しいマップには少し囲まれたエリアがあることに気づきます。
おそらく高低差があって、高いところは空からしか行けないという可能性があるかなと思います。

アリアハン大陸でもキラキラスポットあるけど低地で行けなくて、あとで船で行けそうという所があったので、そのようなあとから行けるポイントも増やして、探索する楽しみを増やしているのかなと考えられます。

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ファッションデザイナーを名乗るホイミスライム「ホミちょ」が新登場

ダーマ神殿の側には、ファッションデザイナーを名乗るホイミスライムの「ホミちょ」がいるそうです。
「ホミちょ」は、お金を払うと、仲間の見た目、髪色、ボイスをその場で変更してくれるということです。

転職した後のビジュアルは、見た目のタイプもそのまま引き継ぐため、気に入ったビジュアルになるとは限りません。
そんなすぐにでもビジュアルを変更したいというときには助かりますね。

また、SFCリメイク版では、同じくダーマ神殿の側に名前の変更をしてくれる人物がいましたが、今回もいるのでしょうか?

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アクセサリーの装備枠が2つに拡大

従来のドラクエ3では、装飾品(アクセサリー)の装備枠は1つでした。

HD-2Dリメイク版では、「メインアクセサリー」と「サブアクセサリー」と2つ装備できるようになっていることが確認できました。

従来のドラクエ3にも、スーパーファミコンのリメイク版以降にはアクセサリーの概念がありました。

しかし、アクセサリーとしてステータス上昇させる防具の一部だったり、性格を変えるアイテムだったり、防具との違いもわかりづらい部分がありました。

メインとサブに分けたことで、メインは性格と能力を変えるもの、サブは能力のみ上げるものとして、混在していたアクセサリーの役割がうまく分類されてわかりやすくなるとよいですね。

メインアクセサリーに「うさぎのしっぽ」を装備させようとしているシーンです。

「うさぎのしっぽ」を装備すると、性格を「しあわせもの」に変えることができるようですね。

システム的な変更点・新要素

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ボイス機能が追加

公式サイトの対応言語のところに、「ボイス:日本語/英語」との記載があります。

日本語については、勇者の声優に檜山修之さん、皆口裕子さん、勇者の父オルテガの声優には東地宏樹さんが決定しています。

基本的にドラクエの主人公はしゃべらないポリシーであるため、どのくらいの頻度かは分かりませんが、戦闘シーンの「ヤー」とか「トゥ」のような声が出るシーンがあると考えられます。

早速、2024/08/28のニンテンドーダイレクトの動画のルイーダの酒場のシーンで、「いらっしゃい。ついにこの時が来たのね。」ボイスを聞くことができました。

サマンオサの王に化けていたボストロールや、魔王バラモス、竜の女王と思われるボイスも聞くことができました。

プレイヤー以外にもボイスの登場シーンはかなりありそうな予感をさせます。

メインの主人公たちの声だけではなく、母やオルテガ、ラーミア誕生や精霊ルビスの声など、一度きりだったり、重要なイベントで使われるのではないかと思っています。

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性別が男女ではなくルックスとしての違いに変化

前述のボイスでも少し触れていますが、従来のドラクエ3にあった性別はなくなり、ルックスという表現に変わりました。

ルックスの変更とするあたりは、近年の多様性やジェンダーレスへの配慮から、性別を意識させないようにしたのだと思えます。
ドラクエ3には、あぶない水着やゆうわくの剣、ひかりのドレス、しんぴのビキニ、ガーターベルト、黄金のティアラなど女性特有の装備がありました。
男性特有の装備としても、ステテコパンツやおしゃれなスーツなどがあり、性格にも男女の差がありました。

性格はルックスAなのに「セクシーギャル」というシーンがありました。

ルックスの垣根を超えて設定ができるものと見られますが、装備品このあたりはどのように見直されるのでしょうか、気になるところです。

21
仲間のカスタマイズが可能

仲間の名前や職業を決めたら、ルックススタイル、見た目、髪色、声を選択することができるようです。
ルックスはAとBと性別に近い表現で、見た目はその中で装いを変えた4種類から選べるようです。
髪色は14種類から、声は18種類から選べるようです。

声はかなり細かく設定されているのが分かりますね。

また、キャラクターの性格は、従来どおり種の振り分け方で決定することが分かりました。

ちなみに、Vジャンプさんが各職業の見た目をまとめてくれました。
ルックスAとBとで画像を分けています。

あとは、ここに賢者が加わることになりますね。

22
宿屋に「やすむ」の選択肢が追加

従来は、宿屋に泊まるとかならず翌朝になっていました。
そこで、好きな時間帯に切り替えることができるように「やすむ」の選択肢が追加になるようです。

例えば、朝の時点で夜まで時間を進めたいということができるわけですね。
すると「やみのランプ」や「ラナルータ」の呪文の役目がなくなる可能性を感じてしまいます。
宿屋がない場所では有効だと思うので、残ってほしいところです。

休むでも泊まりと同じ金額が取られるようですので、休むでもHP・MPの全回復はしてくれることでしょう。
また、宿屋に泊まるときの演出をスキップすることもできるようになるということです。

しかし、同じ場所で角度の違うこの2枚のショットだけで、グラフィックの奥ゆかしさを感じてたまらないですね。

23
戦闘中のキャラクターの装備がグラフィックに反映される

戦闘シーンを見ると、各キャラクターが武器を持っているグラフィックになっていることがわかります。

このグラフィックだと、実際攻撃した場合のアニメーションがあることを考えると、武器のグラフィックが変わらないと不自然です。

遊び人2人を連れたパーティーにおいて、武器が異なるシーンがありましたので、そのことからも装備した武器によって見た目が変わることがうかがえます。

戦闘中のキャラクラーの武器以外の装備は反映されないようですが、ぬいぐるみや水着系など特殊な防具の場合には、変化してくれるのではないかと期待しています。

24
ふくろが道具用と装備用と大事なものの3種類に分別化

従来ではひとつしかなかった「ふくろ」が「どうぐぶくろ」、「そうびぶくろ」、「だいじなもの」に分別されることがわかりました。

「だいじなもの」は厳密にいうと「ふくろ」という表現はされていませんが、実質ふくろと同じ扱いでしょう。

以前のふくろだと、道具、装備品、貴重品とが混在していたので、しゅべつ順やあいうえお順にならびかえて整理する必要がありました。

今回もボタン1つで並び替えができるようですが、それ以前に大別できるのはありがたいですね。

25
職業やアイテム、呪文などの分類がアイコン化

人を選ぶ際など、キャラクターの一覧が出る画面において、キャラクターの名前の横に、職業が分かるアイコンが追加されていることがわかります。

また、道具を使う際や、買い物をする場合にも、そのアイテムの分類のアイコンが追加されてわかりやすいようになりました。

分類されるとしたら、武器・盾・鎧・兜・アクセサリー・道具・本・貴重品などでしょうか。

呪文も回復系と攻撃系と補助系(味方 / 敵)とアイコンが分かれているのがわかります。
ドラクエに馴染みのある人は問題ないと思いますが、新規プレイヤーにはありがたいですね。
また、新しいとくぎが出た場合でも目安になるので助かりそうです。

26
ほぼまんたんが追加

スーパーファミコンのドラクエ3リメイク以降は、キャラクター全員のHPをまんたんにしてくれる「まんたん」の機能はありましたが、新たに「ほぼまんたん」という機能が追加になりました。

コマンドを表示して、PS5の場合は△ボタン長押しで、手軽に「ほぼまんたん」が使えるようです。

おそらく、HPがまんたんでなくても、最大HPの数%以下の減りであればそのままにするというロジックではないかと考えられます。
例えばホイミで回復すればよい程度のダメージであれば、そのままで良いというシーンではMP節約になるためありがたいですね。

27
自動そうびが追加

キャラクターが装備を整える際に、自動そうびという機能が追加になりました。

今持っているアイテムから、そのキャラクターの最強装備になるように自動で選択してくれるという機能です。
PS5の場合は、△ボタン長押しで実行できるようですね。

28
お助けシステムが追加

同一アカウントで記録した冒険の書の間で、仲間キャラクターを貸し出したり借りたりすることができるということです。

ルイーダの酒場でルイーダに話しかけ、「おたすけ機能」を選ぶと、冒険の書1つにつき「おたすけキャラ」を1人登録することができます。

登録されたキャラクターを1人だけ登録時のレベルや装備のまま、ほかの冒険の書でも呼び出すことができるということです。
お助けキャラはレベルアップしないため、パーティー強化の目的で使われそうですね。

なお、冒険の書は1つのアカウントにつき9つまで作成できるとのことです。

29
その他システム的な機能追加一覧

その他にもシステム的な機能が大幅に追加されたということです。
かなり数があるため一覧でまとめます。
尚、一部はデモプレイのためのデバッグ用の機能の可能性も考えられます。

  • セーブ
    • 各街などにセーブ用NPCが配置されている(教会に行かなくてもセーブできる)
    • メニューからセーブができる
    • オートセーブがある
  • 戦闘
    • ターンごとにカメラの角度が変わる
    • 戦闘スピードが変更できる
      • 通常、はやい、超はやいの3種類
  • フィールド
    • ダンジョンからでもルーラができる(天井にぶつかることはなくなった)
    • カメラ距離が変更できる(回転は不可)
    • 移動速度が変更できる(通常、ダッシュ)
    • 全体マップとミニマップあり
      • ワールドマップには目的地と次にすべきことが表示
      • ミニマップではダンジョン内の構造も表示
  • 全般
    • ゲーム中でも設定から言語切替ができる
    • ふりがなON/OFFができる
    • ひらがなのみ表記のON/OFFができる
    • 会話を記憶できる機能がある
    • 次に何をするかのガイドがある
    • ゲーム難易度が選べる
      • 「らくちん」:戦闘不能なし、与ダメージ増、一部ボスのHP自動回復なし
      • 「バッチリ」:通常難易度
      • 「いばらの道だぜ」:全ボスのHP増、被ダメージ増、獲得経験値減少、獲得ゴールド減少、属性弱点の与ダメージ低下

変わらないこと

主にスーパーファミコン版リメイクから変わらないことが確認できた主な項目を記載します。

30
キャラクターの性格システムはあり

SFCリメイク版から性格システムが導入されましたが、引き続きHD-2Dリメイク版でも導入されることが確認できています。

前述した「わんぱく」「しあわせもの」「セクシーギャル」を含め、その他に「ごうけつ」「ちからじまん」「ひねくれもの」「すばしっこい」などいくつかの性格が確認できています。

また、従来のタフガイがタフネス、ハッピーマンがハッピーパーソン、おじょうさまがブルジョワに変わったことも確認できています。

以下に、SFCリメイク版で登場した性格一覧と、対応するHD-2Dリメイク版で確認が取れた性格についても◯もしくは置き換わる名称を記入した表をまとめます。

SFCリメイク版にあった性格HD-2Dリメイク版の名称 (※そのままなら◯)
あたまでっかち
あまえんぼう
いのちしらず
いっぴきおおかみ
いくじなし
うっかりもの
おおぐらい
おっちょこちょい
おじょうさまブルジョワ
おせっかい
おちょうしもの
おてんばわんぱく
おとこまさり
がんこもの
がんばりや
きれもの
くろうにん
ごうけつ
さびしがりや
しょうじきもの
しあわせもの
ずのうめいせき
すばしっこい
セクシーギャル
せけんしらず
タフガイタフネス
ちからじまん
てつじん
でんこうせっか
なまけもの
なきむし
ぬけめがない
ねっけつかん
のんきもの
ひっこみじあん
ひねくれもの
ふつう
へこたれない
まけずぎらい
みえっぱり
むっつりスケベ
やさしいひと
ラッキーマンラッキーパーソン
らんぼうもの
ロマンチスト
わがまま
???つよき
性格対応一覧表

31
シンボルエンカウントではなくランダムエンカウント

戦闘シーンへは、従来と同様ランダムエンカウントです。

瀕死の状態などで、モンスター出ないでくれとドキドキしながらダンジョンを進めた思い出は、引き続き体験できそうですね。

32
ちいさなメダルは健在

従来のドラクエ3SFCリメイク版以降にあった「ちいさなメダル」も健在です。

はじめて「ちいさなメダル」を入手したときでしょうか。チュートリアルもあるようです。

なお、ちいさなメダルを集めている「メダルおじさん」は、今回もアリアハンの井戸の中に住んでいるようです。

ちいさなメダルの賞品一覧も明らかになりました。

SFCリメイク版のときよりも賞品の数が増えましたね。

33
ダーマ神殿での転職の仕様はほぼ変わらない

ダーマ神殿で転職をこころみると、「いちどレベル1にもどり修行をしなおす覚悟もおありじゃな?」というおなじみのセリフがきけたので、システムは変わらないことが分かります。

そして、画像にあるとおり、転職後はこれまでの能力値の約半分になる仕様も変わりません。
きれいに半分でないのは、転職後の職業の特徴分の補正があるのかなと考えられます。

賢者に転職する場合の能力値の変化はこのとおりです。

あとは覚えた呪文が転職後も引き継げるかは問題ないとして、特技まで引き継げるのかは不明だったため、不安視しれていました。
しかし、今回の情報で、前の職業で習得した呪文や特技は次の職業に引き継がれるとのことなので安心しましたね。

また、画像で分かるとおり、勇者「アルス」の文字はグレーアウトされており、転職の対象になっていないことが分かります。
したがって、従来の仕様と同じく、勇者が他の職業に転職することはできないようです。

ただし、ゲームクリア後に解放される可能性もまだ捨てきれない状態ですね。
その場合、勇者がレベル1に戻るのは抵抗がありますが、他の職業の特技が習得できるのは魅力ですよね。
今回のHD-2Dリメイクで対応されないか期待したいところです。


その他

その他 堀井雄二氏・早坂プロデューサーからの情報

エンドコンテンツが追加

早坂プロデューサーより、今回のHD-2Dリメイク版でもオリジナルのエンドコンテンツが用意されているということです。
ドラゴンクエストⅠ&Ⅱに繋がる内容かもしれませんね。今から楽しみです。

はぐれモンスターは育てられる

早坂プロデューサーより、バトルロードで勝ち上がるためには、保護したモンスターを強くする必要があるということで、保護モンスターの育成要素があることが分かりました。

どのような方法で育成するのかはまだ明らかになっていませんが、モンスターの特技に「???」があったりするので、育成で特技を覚えるということもありそうです。

すごろく場はない

堀井雄二氏より、SFCリメイク版にあった「すごろく場」は今回のHD-2Dリメイク版ではないと明言されました。

当初は考えにあったようですが、実装を進めてしまうと更に開発期間が伸びて、発売延期になってしまうため、今回は断念したとのことでした。

SFC以外のSwitchやPlayStation、スマホアプリなどのリメイク版ではなくなっていたコンテンツですし、貴重なアイテムは今回追加になったバトルロードで入手する機会がありそうなので、期待していたユーザーにとっては残念ですが、大きな影響はなさそうです。

さとりの書は合計3つ入手可能

堀井雄二氏より、今回のHD-2Dリメイク版では「さとりのしょ」は3つ用意されているということが明言されました。

HD-2Dリメイク版では各職業の特技も充実してきたので、転職に遊び人を介して賢者になるルートしかないのは時間がかかるため、さとりのしょの数が増えたのはありがたいですね。

赤いロト装備は?

TGS2024スペシャルステージにおいて、グッズの紹介時に赤いロト装備が出てきて、盛り上がりを見せていました。

これは早坂プロデューサーによると、今は絶対に言えないということで、今後のストーリーに関わってくることが示唆されます。

コミック「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」に赤いロト装備が登場したことがあるということで、ロトの紋章のストーリーも絡んでくるのではないかと噂されています。

だとすると、ドラゴンクエストⅢからドラゴンクエストⅠにかけての話である可能性があるため、エンドコンテンツにも絡んでくるかもしれませんね。

その他画像

参考

現地時間6月7日に開催されたSummer Game Festにおいて、アメリカのスクウェア・エニックスがメディアを招待して行われた先行プレイイベントがあり、そこに参加したGame*Spark レポート記事とIGN Japan 感想動画を参考にしています。
また、それ以外にもジャンプ掲載記事、Vジャンプ掲載記事、ファミ通のYouTubeによる試遊プレイ動画を参考にしています。

更に、2024年8月21日~25日にドイツのケルンで開催された、世界最大級のゲームイベント「gamescom 2024」での試遊プレイからの情報も使用しています。

9月29日に最終日を迎えた東京ゲームショウ2024や、その他の堀井雄二氏、早坂プロデューサーが出演した動画、試遊プレイ動画などの情報も使用しています。・

公式サイト:
https://www.dragonquest.jp/roto-trilogy/dq3/index.html
https://dragonquest.square-enix-games.com/games/en-us/dragon-quest-123-hd2d-remakes/#dq-1-and-2

公式X ドラゴンクエスト宣伝担当 記事:
https://x.com/DQ_PR/status/1831165362219647188

ニンテンドーダイレクト:
https://www.youtube.com/watch?v=rBGC63j5VJU

スクウェア・エニックス 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』TGS2024スペシャルステージ:https://www.youtube.com/watch?v=WEyT98VxVxc

IGN Japan HD-2D版「ドラゴンクエストIII」ゲームプレイ&開発者インタビュー!追加シナリオから新職業まで!:
https://www.youtube.com/watch?v=-ZEQuwZDLiE

狩野英孝のクリティカノヒット 東京ゲームショウ2024特別編:
https://www.youtube.com/watch?v=qI5iOvWtANs

Vジャンプチャンネル HD-2D版『ドラゴンクエストIII』ノアニール関連のイベント紹介【TGS2024】:https://www.youtube.com/watch?v=D_e3HPl2Fqg

ファミ通:
https://www.famitsu.com/article/202407/10312

https://www.famitsu.com/article/202409/16541
https://www.youtube.com/watch?v=eoIWH1p9LfM

VジャンプWEB:
https://vjump.shueisha.co.jp/news/n04_20240904_01/

電撃オンライン:
https://dengekionline.com

ゼブラック:
https://zebrack-comic.shueisha.co.jp/magazine/1/detail

GAMER:
https://www.gamer.ne.jp/news/202409040001

Game*Sparkサイト:
https://www.gamespark.jp/article/2024/06/19/142524.html

IGN Japan 感想動画:
https://youtu.be/ccWr7UquSK0

さいごに

HD-2D版「ドラゴンクエストI&Ⅱ」も2025年に発売予定ということで、ロトシリーズ3部作のHD-2Dリメイク版をプレイする日が楽しみですね。

堀井雄二氏によると、ドラクエ3 HD-2Dリメイク版の開発コンセプトは「世界旅行感」とのことで、各エリアはそれぞれ現実とマッチしたグラフィックで再現しているとのことです。

ニンテンドーダイジェストによる初回トレーラーの内容から新要素を更新していた従来のまとめ記事は以下にあります。

ちなみに、ドラクエ3の世界の地名の由来・モデルとなった現実の国についてのまとめ記事は以下にあります。


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