Flutter開発でデバッグのときのDEBUG帯を消したい場合の対処法
Flutterアプリ開発中、画面右上に「DEBUG」が表示されてしまう問題を解決する方法
ヒーラー
開発中のFlutterアプリの確認で、画面にDEBUGという帯が表示されるため、リリースしても残ってしまうのではないか不安になってしまう。
問題
Flutterによるアプリ開発で動作確認する場合、実機やXcodeのシミュレーター、Androidのエミュレーターで確認することになりますが、デバッグビルドした場合には、画面右上に「DEBUG」という帯が表示されてしまいます。
動作確認上、DEBUGの表示に困ることはそれほどないのですが、
開発を始めたばかりの人は、アプリリリース時にも表示されてしまうのではないかと不安になるでしょう。
(リリースモードでビルドすればDEBUG表示はなくなります。アプリリリース時は、リリースモードでビルドすることになるので問題ありません)
アプリを関係者に配布する場合にも、配布された人が同じように不安になる可能性があります。
また、アプリストアに掲載するためのスクリーンショットを撮る場合にもDEBUG表示は邪魔になります。
解決方法
このDEBUG表示はコード1行で簡単に非表示にすることができます。
以下のとおり、main.dartの大元のWidget(ここではデフォルトで生成されるMyApp)のbuild内、MaterialAppのパラメータとして、「debugShowCheckedModeBanner: false」を1行追加すれば、DEBUGモードでビルドしてもDEBUGを消すことができます。
class MyApp extends StatelessWidget {
const MyApp({super.key});
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
title: 'Flutter Demo',
theme: ThemeData(
colorScheme: ColorScheme.fromSeed(seedColor: Colors.deepPurple),
useMaterial3: true,
),
home: const MyHomePage(title: 'Flutter Demo Home Page'),
debugShowCheckedModeBanner: false, //<-この行を追加
);
}
}