
AI音楽生成サービス「SUNO」で生成した曲をApple MusicやAmazon Musicをはじめとした音楽配信サービスへリリースする方法まとめ
SUNOで音楽を作る方法+各種音楽配信サービスへの配信方法まとめ

はじめに
近年、生成AI(Generative Artificial Intelligence)による音楽制作ツール「Suno AI」が大きな注目を集めています。
テキスト入力だけで高品質な楽曲を生成できるSuno AIは、音楽制作の知識がない方でも簡単にオリジナル曲を作れる画期的なツールとして、世界中のクリエイターから支持されています。
2025年5月にリリースされた最新バージョン「Suno v4.5」では、最大8分間の楽曲生成、豊かなボーカル表現、複雑なジャンル融合など、従来のAI音楽生成ツールの限界を大きく超える機能が実装されました。
この記事では、筆者が実際にSuno AIで生成した楽曲をSpotifyやApple Musicなどの各種音楽配信サービスへリリースするまでの具体的な手順を、その際に直面する著作権や利用規約に関する重要な課題を交えながら詳しく説明します。
本記事では、以下の重要なポイントに焦点を当てて解説します:
- Suno AIの概要とその優れた点 - v4.5の革新的な機能
- Suno AIでの楽曲生成手順と実践的なコツ - 日本語楽曲の作成テクニック
- 無料プランと有料プランの重要な違い - 特に商用利用と著作権の扱い
- 音楽配信サービスへのリリース手順 - 実際のTuneCore利用事例
- 著作権に関する法的論点と対処法 - AI生成物の著作権問題
実際に音楽を生成してみた手順
Suno AIへのアクセスとアカウント作成

Suno AIはウェブブラウザまたはアプリから利用でき、特別なソフトのインストールは不要です。
まず、アカウント作成から始めましょう。(https://suno.com)
なお、私は有料のProプランを使用しています。
プランについては後述しますが、理由はProプラン以上でないと、作成した楽曲の著作権が自分のものにならず、商用利用、つまり音楽配信サービスへのリリースができないからです。
無料プランでは1日10クレジット(10曲分)が付与されます。
楽曲の作成方法(概要) - 2つのアプローチ
Suno AIでは、大きく分けて2つの方法で楽曲を生成できます。初心者向けの「Simple」モードと、より詳細な指定が可能な「Custom」モードです。

このモードは、音楽制作の知識がなくても簡単に楽曲を作成できる方法です。
手順:
- ログイン後、画面左のメニューから「Create」を選択
- 「Description your song」の入力欄に、作りたい曲のイメージを記入(最大200文字)
- 「Create」ボタンをクリック
プロンプト例:
英語の例:
"a happy J-pop love song with female vocals, bright melody, and upbeat tempo"
日本語の例:
"明るくポップな恋愛ソング、女性ボーカル、キャッチーなメロディ"
ポイント:
- 英語でプロンプトを書く方が安定した結果が得られやすい
- ジャンル、雰囲気、テンポ、楽器などを具体的に指定
- 生成時間は通常4分未満で、2つのバージョンが生成される

より細かい設定で、プロ級の楽曲制作が可能なモードです。
設定項目:
- 歌詞(Lyrics)
- 自作の歌詞を直接入力
- 「Auto」で歌詞を自動生成に任せることも可能
- スタイル(Styles)
- ジャンル、楽器、雰囲気などを詳細に指定
- v4.5では最大1000文字まで入力可能に
- オプション(Advanced Options)
- 除外するスタイルを指定
- ボーカルの声(男女)選択
- Weirdness:楽曲の奇抜さ・実験性の度合いを調整
- Style Influence:スタイルの忠実度を調整
- 曲名(Song Title)
- 楽曲のタイトルを設定
(※他にも設定できる項目はありますが、詳しくは実際に作成した具体的な例で後述します)
日本語歌詞作成のコツ:
【良い例】
春の風が頬を撫でる
桜の花びら舞い散る中で
君と出会えた奇跡
忘れられない思い出
【ポイント】
- 4〜8行を目安に構成
- 句読点は使わない(音声がスムーズになる)
- コーラスや節間に空行を入れる
- 「どんな雰囲気の曲か」も明記する
Aメロやサビなどの構成も指定可能です。[]でくくって指定しましょう。
英語表記の方が理解してもらいやすいようなので、なるべく英語で表しましょう。
[Intro]:イントロ
[Verse]:Aメロ
[Bridge]: BメロもしくはCメロ
[Pre-Chorus]: BメロもしくはCメロ(サビへの助走)
[Chorus]:サビ
[Interlude]: 間奏
[Outro]:アウトロ
例えば一般的な構成で言えば以下のようなフォーマットになります。
(具体例はまたあらためて後述します)
[Intro]
[Verse1]
xxx
[Bridge]
xxx
[Chorus]
xxx
[Verse2]
xxx
[Bridge]
xxx
[Chorus]
xxx
[Interlude]
[Pre-Chorus]
xxx
[Chorus]
xxx
[Chorus]
xxx
[Outro]
曲を作成開始すると、並行に2曲作成してくれます。
気に入らなければ同じ条件でもう一度作成することもできます。いわゆるガチャ的な感じでもあります。
また、一部が気になればEdit機能で修正することができます。
v4.5の新機能を活用した高度な楽曲生成

2025年5月にリリースされたv4.5では、以下の革新的な機能が追加されました。
Stylesの項目で簡単なタグや概要から、詳細なプロンプトを自動生成する機能です。
使用例:

入力:「J-pop、夏、青春」
↓ Enhanceボタンをクリック
出力:「Bright J-pop synths open with sparkling arpeggios and lively percussion. Pulsing electronic bass underpins verses layered with playful guitar licks and handclaps. The chorus bursts with soaring vocal harmonies and upbeat drums, evoking youthful energy. A brief bridge uses chime-like keys and subtle strings, before returning to an exuberant, sun-drenched finale.」
訳するとこんな感じみたいです。
鮮やかなJポップシンセが、きらめくアルペジオと生き生きとしたパーカッションで幕を開けます。脈打つエレクトロニックベースが、遊び心のあるギターリックとハンドクラップが重なり合うヴァースを支えます。コーラスは、高揚するボーカルハーモニーとアップビートなドラムで溢れ、若々しいエネルギーを呼び起こします。短いブリッジではチャイムのようなキーと繊細なストリングスが用いられ、再び陽光降り注ぐような熱狂的なフィナーレへと戻ります。
同じくStylesの指定で、異なるジャンルを自然に組み合わせることが可能になりました。
融合例:
- 「midwest emo + neosoul」
- 「EDM + folk」
- 「Jazz + Hip-hop」
- 「演歌 + Rock」
従来の4分制限が8分に拡張され、より長尺の楽曲制作が可能になりました。
次に具体例を出しながら、実際に楽曲を生成する手順を詳しく説明します。
この記事は2025年8月時点の情報に基づいています。AI技術と法規制は急速に変化しているため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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