
Google Play Consoleよりアカウント確認手順
個人開発デベロッパー向けGoogle Play デベロッパーアカウント確認手順

2024年11月26日までにGoogle Play デベロッパーアカウント確認完了が必須
2023年末くらいから、Google Playでアプリを提供しているデベロッパーにとっては、Google Play Consoleにおいてデベロッパーアカウントの確認を求められるようになりました。
Google Play デベロッパーのアカウント確認とは
今回のGoogle Play Console デベロッパーアカウントの確認は、2023年7月に発表された新しい Play Console 要件を満たすために、既存のGoogle Play デベロッパーアカウントの確認を行う必要があるということです。
対象は、2023年9月より前に作成されたアカウントです。
2024年10月29日時点で、まだアカウント確認が完了していなかったため、以下の警告メールが届きました。

2024/11/26までにアカウント確認を完了していただけない場合、お客様のデベロッパー プロフィールとすべてのアプリは Google Play から削除されます。
すべてのアプリは Google Play から削除されます。と恐ろしい内容です。
ここでは、個人でAndroidアプリを公開しているデベロッパー向けに、手続きの手順を解説していきたいと思います。
なお、公式の情報は以下リンクにあります。
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/14177239?hl=ja
Google Play デベロッパーのアカウント確認手順
Google Play Consoleにログインすると、このような表示がされるようになりました。

1お支払いプロファイルをリンクして本人確認を行う

ここでは、お支払いプロファイルをリンクして本人確認を行います。
お支払いプロファイルが未作成であれば、お支払いプロファイルを作成します。
デベロッパーの氏名と住所の入力が求められるので、それぞれ記入しましょう。

国/地域、氏名、郵便番号、住所など入力します。
すべて入力して [保存]ボタンを押したら以下の確認画面が表示されます。

修正が効かない項目であるため、正確に入力されているか確認しましょう。
チェックボックスにチェックを付けたら次へ進みます。
2Googleからの連絡先情報を入力する
まずは、デベロッパーが管理するウェブサイトを入力します。

ウェブサイトを持っていなければ、「ウェブサイトを持っていない」のチェックリストにチェックします。
そして、連絡先情報として、氏名、メールアドレス、使用言語、電話番号を入力します。

メールアドレスと、電話番号については、確認コードによる認証が必要になります。
手元ですぐに受信できる準備をしておきましょう。
入力を完了すると、以下の確認画面が表示されます。

入力に間違いがなければ、確認事項のチェックボックスにチェックを入れて完了させます。
※注意ポイント!
但し、ここで気になる文章があります。
Google Play で収益化することを選択した場合、正式な住所全体が一般に公開されます。これは消費者保護法を遵守するためです。
公開中、もしくはこれから公開するアプリにおいて、有料アプリやアプリ内課金などの収益化しているアプリにおいては、住所情報が公開されるということです。
透明性を重視するということですが、これは個人開発者にとっては少し敷居が高い内容です。
収益化しているアプリがあるデベロッパーは、注意しましょう。
入力が完了すると、ホーム画面のステータスが「ご提供いただいた情報を Google が処理しています」に変わります。

Google側の処理を待ちましょう。
私の場合は、1時間も経たないうちに、以下のメールが届きました。

Google Play Console ホーム画面のステータスも、以下のとおり更新されました。

3本人確認
Googleの処理が完了すると、これまで入力された本人情報と照らし合わせるための書類の提供が求められます。
[始める] ボタンから本人確認を開始しましょう。書類は、個人開発者であれば以下のようなものが必要になります。
提出はデータ添付でできます。

- 本人確認のための身分証明書
- 運転免許証
- パスポート
- 個人番号カード
- 住居許可証
- 名前と現在の住所が記載された書類
- 政府機関発行の書類または写真付き身分証明書
- 公共料金または電話料金の請求書(日付が過去60日以内のもの)
- リースまたは住宅ローンの契約書
なお、「本人確認のための身分証明書」と「名前と現在の住所が記載された書類」と2種類のデータ添付が求められます。
写真を撮るなり、スキャンするなりデータ化して添付しましょう。
私は「本人確認のための身分証明書」として運転免許証を使用しましたが、免許証には住所の記載もあるため、「名前と現在の住所が記載された書類」の方にも運転免許証を使いまわしました。
入力が完了したら、以下のダイアログが表示されます。

Google Play Console ホーム画面のステータスも、以下のとおり「本人確認中」に更新されました。

そして、「本人確認プロセスには数日かかることがあります。」ということでしたが、私の場合は1時間程度で、本人確認完了のメールが届きました。

これで無事、今回のGoogle Play デベロッパーのアカウント確認が完了しました。
Google Play Console ホーム画面で赤字で表示されていた警告も消えました。
参考
Play Console要件:
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/10788890?hl=ja&sjid=13585670793949980318-AP
Google Play Console デベロッパー アカウントの確認について:
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/14177239?hl=ja
デベロッパーの身元確認情報を認証する:
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/10841920?sjid=9218367208953362003-AP
