iOS11にアップデートしてからアプリアップデートが不安定
未アップデートのアプリにアップデートを認識させるための方法
問題
「App Store」アプリからアプリをアップデートをする際に、アップデートできない事象がありました。
アプリのバージョン番号や日付を見ると、最新の状態に更新はされているようですが、アップデートするきっかけがありません。
アップデートが必要なアプリ一覧に該当のアプリが出てこないからです。
そしてAppStoreアプリのアプリ詳細ページでも、「アップデート」ボタンとなるはずが、「開く」ボタンのままになっています。
具体的には、バージョン番号や新機能の説明は最新の表記になっているのに対し、実態は未アップデートという状態です。にも関わらず、ボタンの表記は「アップデート」になりません。
iOS11にアップデートしてからか、AppStoreがリニューアルされたためか、どちらにせよ2017年9月以降、全体的にアプリのアップデートが不安定でした。
すべてのアプリが全くアップデートされない訳ではないですが、アップデートできるはずのアプリがアップデートできないことがありました。
ちなみに、システム設定の自動アップデートのON/OFFを切り替えても特に変わりません。
解決方法
その後もいくつかのアプリで同様の現象があり、気づくといつの間にかアップデートされているということがよくありました。
100%再現性があるわけではないのですが、その後アップデートが必要で注目するチャンスがあったので、改めてスクショを取りながら「AppStore」アプリをチェックすると、症状から推測できることがありました。
アプリ詳細ページまで移動してみると、アップデートが必要で未アップデートのアプリであってもやはりアップデートができません。そしてどうやらアップデートを認識させるにはもうひと押し必要なようです。
アップデートが必要と分かっている「Amazon Photos」アプリにおいて検索でアプリ詳細ページを開くと、やはりボタンが「開く」になっています。(※この時、アップデートタブのバッジは11)
その後アップデートタブへ移動し、プルリフレッシュすると、アップデート候補が増え、その中に「Amazon Photos」アプリも登場してきました。(※このことでアップデートタブのバッジは22に増えた)
そして再びアプリ詳細ページを開くと、ボタンが「アップデート」に変わってました。
これがAppleのバグなのか仕様なのか定かではありませんが、アップデートできないと思って、アプリをアンインストールして再インストールしてしまうユーザーもいると思うので、紛らわしいため何とか対応欲しいところです。
また、調べていると実はiOS11.1の不具合で、以下の事象があるらしいことが分かった。
App Storeからのアプリダウンロード・アップデートが始まらない・遅いことがある
Apple公式サイトより
同じ事象を指しているかは定かではありませんが、とにかく手動(プルリフレッシュ)でアップデートを認識させることがひとつ解決につながりそうだということがわかりました。