
HD-2D版「ドラゴンクエストⅢ」の新情報より判明したことまとめ
2024年11月発売予定のドラゴンクエストⅢのリメイク版(HD-2D)の新情報、9月4日の公開情報から発覚した事実まとめ

はじめに

2024年8月27日に公開されたニンテンドーダイレクトの中で、「HD-2D版 ドラゴンクエストⅢ」の新要素に関する情報が発表されました。
そして更に2024年9月4日に公開された各メディアの動画や記事から、新たな情報が出てきました。
この情報は、2024年8月21日~25日にドイツのケルンで開催された、世界最大級のゲームイベント「gamescom 2024」でのデモプレイからのようです。
ここでは、その公開された動画や記事を元に、今まで明らかになっていない新たにわかったことについて解説していきたいと思います。
今回明らかになった情報概要

今回の各メディアの動画や記事では、新たに次のことが分かりました。
- モンスターを仲間にしてモンスターじいさんに預けるシステムがある
- 仲間モンスターを戦わせることができるバトルロードが新設された
- 不明だった一部の職業の呪文・特技が明らかに
- 仲間の性格は、ルイーダの酒場で仲間登録時に従来どおり各種たねの振り分けで決まる
- 職業のビジュアルの一部が明らかに
- ゲームスタート時点の性格診断は今回もある
- ロマリアなどその他地域のビジュアルが明らかに
- ダーマ神殿での転職の仕様はほぼ変わらない
- ファッションデザイナーを名乗るホイミスライムの「ホミちょ」が新登場
- お助けシステムの内容が明らかに
- 主人公の目覚めるオープニングストーリーが明らかに
- その他ロマリア以降のシーンが明らかに
盛りだくさんですが、それぞれ解説していきたいと思います。
モンスターを仲間にしてモンスターじいさんに預けるシステムがある

仲間モンスターを管理するモンスターじいさんが登場することが確認できました。
そして魔性が消えたモンスター(はぐれモンスター)を保護して、このモンスターじいさんに紹介して預かってもらうことができるようです。
つまり、パーティーとして連れて行くことはできないようですが、モンスターじいさんに保護してもらって、後述しますが、後にバトルロードという戦う場で活躍できるようです。
この場所がどこかは明らかになっていませんが、このシーンは序盤で登場してきそうです。
おそらくひみつの場所などで最初に魔性が消えたモンスターに出会った場合に、このモンスターじいさんが登場してきそうな気がします。
スライムが必ず仲間になるイベントがあるかもしれませんね。
この保護できるモンスターとはどこで見つけることができるのかが気になりますよね。
おそらく町中やひみつの場所で保護できると思われます。





町や村の住人から、保護できるモンスターの目撃情報があったりするようです。
また、おおありくい系統のモンスターがひみつの場所らしき場所にいるようなシーンもありました。
また、ダンジョンで遭遇するケースもありそうです。


後述するバトルロード場で、「どんな魔物なら保護できる?」という説明を聞くことができるようなので、聞いてみると、以下の画像のとおりの説明をしてくれます。

基本的には、モンスターじいさんとのイベントがあった後は、話しかければよさそうですね。
どうも「まもの使い」がパーティーに必須なわけではなさそうです。
しかし近づくと逃げてしまう魔物もいるようです。
その場合の対策についても説明してくれます。

対策として、盗賊の特技の「しのびあし」が効果ありということがわかります。
また、魔物の好きな匂いということで、道具の「においぶくろ」が使えるようです。


それから、まもの使いの特技に、「まもののにおい」とか「まものならし」のようなものがあるかもしれませんね。もしくは、まもの使いの存在自体が匂いを放っているということになる可能性もありますね。

今回「まもの使い」の移動中の特技で「やせいのかん」というものがあることはわかりました。
これは、周辺の保護可能なモンスターをみつける特技のようです。
このようなモンスター保護に関する特技があるということで、まだ未確定の特技の中に、臆病な魔物を保護しやすくする特技があるかもしれませんね。
ちなみに、昼に見つかる魔物もいれば、夕方に見つかる魔物もいるようで、時間帯によっても保護できるモンスターは変わるようですね。

仲間モンスターを戦わせることができるバトルロードが新設された

バトルロード場というもので新要素として追加されました。
ロマリアの格闘場が、そのままバトルロード場になったようで、序盤から楽しむことができそうです。
バトルロードとは、保護したモンスターを参加させて、トーナメント形式でモンスター同士戦わせて、ランクに応じて賞金やアイテムを獲得するというバトルシステムです。
少し省略しましたが、以下画像がバトルロード場での説明の抜粋です。

バトルロードの受付です。
ランクごとに参加費と初クリアによる賞金・賞品が確認できます。


ロマリアのバトルロード場だからなのか、ランクHとランクGだけが遊べるようですね。
参加したら、自分の保護したモンスターを3体登録します。


準備ができたらいよいよバトル開始です。



1回戦、2回戦、勝ち続けてトーナメント優勝すれば、無事賞金・賞品ゲットです。
戦闘中は直接指示することはできず、さくせんのみ設定可能です。
また、1回戦、2回戦と勝ち上がった際に回復は不可能なので、回復役を入れておくなどバトル開始前の戦術も大事になります。
ちなみに、バトルロード場でモンスターじいさんに会うことができ、自分の保護して預けたモンスターが確認できます。

保護したモンスターはレベルアップさせることも可能なようですね。
これはバトルロードでのみ経験を積むことができるのか、他にレベルアップさせる方法があるのかは不明です。
アルミラージがデインを使えるのも発見ですね。
なお、ロマリアでバトルロードが楽しめるということは、先ほどロマリアとカザーブでモンスターの目撃情報があったことからも、この周辺でモンスターを保護できることは確定ですね。
不明だった一部の職業の呪文・特技が明らかに
盗賊

まず盗賊ですが、以下の特技が確認できています。
ねむりアタック
しびれアタック
ウイングブロウ
アサシンアタック
すなけむり
また、移動系で「とうぞくのはな」を覚えることがわかっています。

商人

商人の特技では、以下が確認できています。
石つぶて
ちからため
あなほり
「あなほり」は移動系の特技ですね。
まもの使い

まもの使いの特技は、以下が確認できています。
とおぼえ(NEW)
やいばくだき
かえんのいき
なめまわし
おたけび
ひゃくれつなめ
けづくろい
やすらぎの歌
また移動系で前述の「やせいのかん」も覚えることがわかっています。
またどうやら、「岩石落とし」も覚えるようです。

遊び人

遊び人の特技は、以前の情報で以下が確認できています。
ぶきみなひかり
ツッコミ
メガザルダンス
そして新たに移動系に「くちぶえ」を覚えることが確定しました。
戦士・武闘家


コマンドでの確認はできませんが、新たに以下が追加されることが確認できました。
戦士
つるぎのまい
武闘家
ばくれつけん
仲間の性格は、仲間登録時に従来どおり各種たねの振り分けで決まる

仲間の性格を決めるのは、SFCリメイク版以降と同様、たねを使って成長方針を決めた時点で決まるようです。
まもりのたねが加わったことで、性格決定の条件は従来とは少し変わりそうですね。
職業のビジュアルの一部が明らかに
Vジャンプさんが各職業の見た目をまとめてくれました。
参考:https://vjump.shueisha.co.jp/news/n04_20240904_01/
ルックスAとBとで画像を分けています。


あとは、ここに賢者が加わることになりますね。
ゲームスタート時点の性格診断は今回もある



質問事項は、SFCリメイク版にもあった質問も含まれているようなのでした。
最後の質問として、行動可能な性格診断も変わらずありましたので、以前のシステムが踏襲されていそうですね。


ダーマ神殿での転職の仕様はほぼ変わらない

ダーマ神殿で転職をこころみると、「いちどレベル1にもどり修行をしなおす覚悟もおありじゃな?」というおなじみのセリフがきけたので、システムは変わらないことが分かります。
そして、画像にあるとおり、転職後はこれまでの能力値の約半分になる仕様も変わりません。
きれいに半分でないのは、転職後の職業の特徴分の補正があるのかなと考えられます。

賢者に転職する場合の能力値の変化はこのとおりです。
覚えた呪文が転職後も引き継げるかは問題ないとして、特技まで引き継げるのかは不明でした。
しかし今回の情報で、前の職業で習得した呪文や特技は次の職業に引き継がれるとのことなので、特技もきちんと引き継がれるか気になっていた部分でもあるので、安心しました。
ファッションデザイナーを名乗るホイミスライム「ホミちょ」が新登場

ダーマ神殿の側には、ファッションデザイナーを名乗るホイミスライムの「ホミちょ」がいるそうです。
「ホミちょ」は、お金を払うと、仲間の見た目、髪色、ボイスをその場で変更してくれるということです。
SFCリメイク版では、同じくダーマ神殿の側に名前の変更をしてくれる人物がいましたが、今回もいるのでしょうか?
お助けシステムの内容が明らかに

同一アカウントで記録した冒険の書の間で、仲間キャラクターを貸し出したり借りたりすることができるということです。
ルイーダの酒場でルイーダに話しかけ、「おたすけ機能」を選ぶと、冒険の書1つにつき「おたすけキャラ」を1人登録することができます。
登録されたキャラクターを1人だけ登録時のレベルや装備のまま、ほかの冒険の書でも呼び出すことができるということです。
お助けキャラはレベルアップしないため、パーティー強化の目的で使われそうですね。
なお、冒険の書は1つのアカウントにつき9つまで作成できるとのことです。
主人公の目覚めるオープニングストーリーが明らかに







主人公の母と祖父の言葉数少ない会話、回想シーン、母が読んでいた本を本棚に戻すところの伏線の匂わせなどありつつ、主人公をお城へ連れて行く一連のストーリーはグッとくるものがあります。
ロマリアなどその他地域のシーンが明らかに
ロマリア・ロマリア付近




噴水が美しいロマリア。
ロマリアを出ると、北にはすぐ関所のようなものが!?
ロマリア街道という新しいスポットがあるようです。
カザーブ



カザーブは、思っていた以上に緑があふれる場所のようです。
山奥の村というイメージもあり、少し高台にあるようなことがわかる風景になっているようです。
シャンパーニの塔





外観が素晴らし過ぎますね。
入った位置で、ダンジョンの入口も異なるようです。
戦闘中の背景も美しいですね。
カンダタが逃走したあとのストーリーも追加されているようです。
ノアニール


夜に訪れたからなのか、暗さもあり、眠りの村という感じが引き立ちます。
アッサラーム




噂の夜の誘惑がある町ですね。
雰囲気が出ていますね。
イシス



イシスの城下町です。
お城の方も壮大な作りになっているようです。
その他気になった点


シャンパーニの塔に夜に訪れた場合の画像です。



正直、暗くて見づらさもあるのですが、雰囲気はバッチリですね。
ダンジョン内でも時間経過があるのかはわかりませんが、あってもよさそうです。

盗賊がレベル16にあがったときに、特技アサシンアタックを覚えました。
この前に能力値アップ一覧の画面があるのですが、そのあとにこうして覚えた呪文や特技がフィーチャーされて表示されるのは嬉しいですね。
ちなみに、盗賊は「マヌーハそう」を盗んでいました。

盗賊の特性は引き続き残っているようで安心しました。
まとめ
今回は、9月4日に公開された各メディアの動画や記事から出てきた新情報について、詳しくまとめました。
かなり盛りだくさんで、画像の選定にもすごく時間がかかりました。
特にモンスターの保護やバトルロードが新要素としての大きなところですね。
また、仲間の性格決定や、転職の仕様、オープニングの性格診断など不明だった部分が、ある程度明らかになってきたのも情報として大きいものでした。
あとは、ロマリア以降のビジュアルの公開に、更にワクワクが増したことも大きいですね。
更にそれ以降の景色も楽しみなので、今回の「ドラゴンクエストⅢ HD-2Dリメイク版」では、本当に旅人の気分で世界旅行を楽しむ感じになりそうです。
今後のさらなる情報公開を、期待して待ちましょう。
参考
以下を参考にしています。
公式X ドラゴンクエスト宣伝担当 記事:
https://x.com/DQ_PR/status/1831165362219647188
VジャンプWEB:
https://vjump.shueisha.co.jp/news/n04_20240904_01/
ファミ通:
https://www.famitsu.com/article/202409/16541
GAMER:
https://www.gamer.ne.jp/news/202409040001
ニンテンドーダイレクト:
https://www.youtube.com/watch?v=rBGC63j5VJU
さいごに
HD-2D版「ドラゴンクエストI&Ⅱ」は2025年に発売予定ということで、ロトシリーズ3部作のHD-2Dリメイク版をプレイする日が楽しみですね。
ドラゴンクエストⅢ HD-2Dリメイク版の新要素・変更点の速報まとめは以下の記事で更新しています。
その他考察記事は以下にあります。
ちなみに、ドラクエⅢの世界の地名の由来・モデルとなった現実の国についてのまとめ記事は以下にあります。






